やじうまミニレビュー
入れるだけでドリンクを急いで冷やせる「ラピッドアイス」
by すずまり(2015/7/23 06:00)
500ml缶がすっぽり入る保冷剤
夏、何がショックといえばドリンクがぬるいことだろう。買ってきたお酒を今すぐ開けて乾杯したいが、炎天下で持ち歩いたのでかなりぬるい! ということはありがちである。そんなとき使ってみたいのが、「ラピッドアイス」だ。
メーカー名 | VACUVIN(バキュバン) |
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製品名 | ラピッドアイス(ラージシルバー) |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,891円 |
「ラピッドアイス」は、筒状の保冷剤。-20℃以下の冷凍庫の中で6時間以上冷やしてから、缶やボトルに巻いて冷やすというもの。高さは約17.5cmで、直径約7〜8cm程度の缶やボトルを入れられる。具体的には500ml缶が1本まるごと包めるくらいのサイズである。
中に缶やボトルを入れておくと、最短5分程度で熱が取れてくる。実際500mlの発泡酒で試してみたところ、10分で17℃くらい、20分もすると底の温度が約11℃まで下がった。常温の缶は、中の温度が28℃だったのに対して、17℃も下がったわけだ。
ラピッドアイス内の溶けた保冷剤がどうしても下がるため、下にいくほど冷えているという状態にはなるが、グラスに注げば13℃前後で飲めるようになる。白ワインなら結構飲み頃ではないだろうか。使い終わったら冷凍庫に入れておけば、再利用できる。缶1本のためにボウルに水や氷を準備して……というのが面倒という方にピッタリなのだ。
サーモグラフィでチェック
「ラピッドアイス」は冷えた状態を保たせたいときにも便利。たとえば缶なら、飲んだら「ラピッドアイス」の中に入れておくのである。見た目はいまいちだが、こうすることで最後の1滴まで冷え冷えの状態で楽しめる。むしろ量が減ってからのほうがよく冷えて、キンキンになることもあるくらいだ。
また、ピクニックのときは、飲みたいドリンクを冷やしておき、外出時に「ラピッドアイス」の中へ。そのまま持って行けば、現地で冷たいドリンクが楽しめる。
一般的な保冷剤とは違って、ボトルを覆うタイプだから冷却も確実だし、水や氷がいらないので荷物を軽くすることもできる。持ち運びも安心なうえ、水を使わないのでラベルへのダメージも最小限だ。複数用意しておけば、ボトル同士がぶつかる衝撃を軽減させる効果もありそうと、いいことづくめである。
今年の夏はどんな暑さになるだろうか。もしかしたら「ラピッドアイス」はこの夏の必須アイテムになるかもしれない。