やじうまミニレビュー

手軽にビアホールのビールを再現できる「ビアフォーマー」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
green houseの「beer foamer(ビアフォーマー)」

 昨年あたりから登場しはじめた、ビールにうまそうな泡を作るグッズ。でも今までは持ち運ぶにはちょっと大きかったが、今年はペン型が登場した!

 これだけ小さいと毎日会社に持って行き、帰りの公園で仲間と安上がりなビアホールを楽しめる。さらにBBQパーティーでサッと取り出して泡立てれば、大盛り上がりすること間違いない!

メーカー名グリーンハウス
製品名ビアフォーマー GH-BEERC-WH
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,918円

 使い方は超カンタンで、ビールの中にスティックを差し込みスイッチを押すだけ。先端から細かい泡がたくさんが湧き出し、あっという間にビアホールででてくる、あのビールが完成する。なお駆動は単四形電池2本で、10杯ぐらいはいけそうな感じだ。

大きさは電動歯ブラシぐらい。ビールは、キリンのラガー! 「一番しぼり」より、「ラガー」だろ?
親指の部分がスイッチで、先端の超音波発生器が細かく振動することで、きめ細かい泡が出る
ビアホールのビールが完成!

 写真では500cc(中ジョッキ程度)を使ったが、だいたい5秒ぐらいで3cmの泡の層ができた。泡のキメ細かさは、写真を見てもらえば分かるとおりで、バシャバシャと注いだビールとはまったく違う泡ができあがる。

 まぁ普段の記事なら泡の効能がうんぬん書き始める俺だが、このうまそうなビールの前には説明不要! うまそうだから、効能なんていいじゃん! なのだ。

いやー、今日も暑かったからビールうまいねー!
ちゃんと泡のヒゲもつく! 頭はちょっとハゲにしてみました(笑い)
プハーッ! めっちゃウメー!

 この泡発生器。面白がって泡を出しまくっていると、ビールの炭酸成分がなくなっちゃうので要注意。感覚から言うと、だいたい5~10秒に抑えておかないと、炭酸が抜けちゃってビアホールの味から離れてしまう。

 なおビールの泡立てはもちろんだが、炭酸が苦手という人にもオススメだ。この夏からストロングな炭酸飲料が登場したが、「俺はオランジーナみたいな微炭酸が好きじゃ!」という人も多いハズ。

 そんなときはポケットからコイツを取り出して、炭酸の量を微調整してやればOK。だいたい30秒もやれば、炭酸はほとんど抜けるので、その手前で微妙に調整してやろう。

 こうすればストロングペプシが、微炭酸ペプシに早変わりする。

炭酸の強いストロングを微炭酸にしているところ
うおー! やりすぎて、砂糖水になってしまった!

本当に超音波なのか調べてみた

 超音波の振動なので、スイッチONにしてもガタガタ言うわけでもなく、指で触れてもまったく振動を感じない。そこでスマホのスペクトラムアナライザというアプリを使って、どんな周波数の音が出ているかを調べてみた。

超音波発生部分(スピーカー)をスマホのマイクに向けて、スイッチONにしてみた
右端のとんがりが超音波部分。上を見ると20.4Khzがピークになっている。

 酔っ払ってるのでカンタンな実験だが(笑い)、グラフ右側の20kHzに大きな山ができている。20kHz以上の音(グラフだと山を含め右側)は、超音波で人には聞こえない音。でもスマホのマイクは、はっきりと超音波を拾っていたようだ。

 ちなみに実験をしていたら14歳の娘が「さっきから何の音!?」とその音に気がついたようだ。モスキートノイズのように、若い耳には聞き取れるらしい。

 さらについでに、犬に向かってスイッチONしたら、そそくさと部屋から出て行った。犬の耳にも聞こえる超音波のようだ。

キャンプやBBQを盛り上げるアイテムとして!

 たとえ缶ビールでもワンランク上のうまさになる超微細泡立て器beer foamer。みんなのビールを泡立てて美味しくするビール天使になってもよし、炭酸飲料を砂糖水に変える悪魔になるもいい。どちらにせよキャンプやBBQでウケること確実!

 さらにスマホのアプリで超音波がでていることを実演してドヤってもいい。また指先に水を一適つけてbeer foamerに軽く触れると、超音波加湿器のように煙も出てくる。とにかく面白いアイテムだ。

藤山 哲人