やじうまミニレビュー
水切りヨーグルトが手軽に堪能できる「ヨードリップ」
by すずまり(2015/3/17 07:00)
先日、スーパーで購入した一番安いお買い得品のヨーグルトがなかなかおいしかった。水気が少なく、まったりと濃厚でクリーミー。そんなおいしいヨーグルトを手軽に作れないかと思い、トライしたのが水切りヨーグルトが作れる「ヨードリップ」だ。
メーカー名 | 小久保工業所 |
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製品名 | ヨードリップ KK-181 |
購入場所 | ヨドバシ.com |
購入価格 | 173円 |
ヨーグルトから水分を分離
「ヨードリップ」は、ヨーグルトのホエー(液体)を手軽に分離できるアイテム。使い方はとても簡単で、本体をマグカップの上にセットし、キッチンペーパーまたはコーヒー用のペーパーフィルターを入れて、よくかき混ぜたヨーグルトを静かに注ぎ、一晩冷蔵庫に入れておくだけ。
翌朝には、スプーンですくって逆さにしても落ちないくらい、濃厚なヨーグルトが完成していた。1回で約200g程度のヨーグルトを入れられるので、寝る前に用意すれば、翌朝には食べきりサイズの水切りヨーグルトが堪能できるというわけだ。
カプレーゼやクラッカーの具として活躍!
完成したヨーグルトはそのまま食べてもいいのだが、アレンジは自由自在。筆者が一番気に入っているのはカプレーゼだ。
通常のカプレーゼは、トマトにモッツァレラチーズ、バジル、塩、胡椒、オリーブオイルで作るのだが、いかんせんモッツァレラチーズは値段が高い。
そこで水切りヨーグルトで代用するわけだが、これが侮れないおいしさなのである。ヨーグルトなら気軽に買えるので、いつでもカプレーゼが楽しめるのだ。
このほか、クラッカーに乗せてもおいしいし、インスタントコーヒーとクッキーを使って、ティラミス風にしていただくというレシピもあるようだ。フルーツ入りのヨーグルトを漉せば、これもまた、いつもと違う舌触りが楽しめるようになる。ヨーグルトの酸味が苦手という方なら、酸味が和らいで食べやすくなることうけあいだ。
今回は、1回の濾過で約80mlのホエー(液体部分)ができた。ホエーは栄養満点なので、筆者はそのまま飲んでしまうことが多いが、ハチミツで味を調えてドリンクとして楽しんでもいいし、ホットケーキに入れるともちもち感が増していい。ヨーグルト部分と合わせると2品になるので、工夫次第で食卓が賑やかになりそうだ。
ちなみに、水切りヨーグルトは液体部分だけを分離できればいいので、ざるにキッチンペーパーを敷いて中にヨーグルトを入れてもいいし、コーヒーのドリッパーをそのまま使うという手もある。
しかし、「ヨードリップ」は冷蔵庫に入れやすく、2人で食べ切れる量の水切りヨーグルトが作りやすいのがメリットだ。コーヒーのドリッパーに比べると中の穴も多く、水を切りやすい。手頃なサイズでうまい具合にできている。使い終わったあと、収納に場所をとりにくいのも魅力だ。