やじうまミニレビュー

入れて揉むだけ!? 電源不要でカンタンな「手もみジューサー」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
delijoy 手もみジューサー

 今回紹介するのは、小久保工業所の「手もみジューサー」。名前の通り、材料を入れて手で揉んでジュースを作るというものだ。普段ブレンダーでスムージーを作っているが、電気を使わないジューサーはどんな仕上がりになるか試してみた。

メーカー名小久保工業所
製品名delijoy 手もみジューサー
購入場所直販サイト
購入価格232円

 本体はシリコン製で、巾着の形をしている。下部にすりつぶし用の突起が付いており、果物と牛乳を入れて揉むことでジュースが作れるという。

 果物はイチゴやバナナなど潰しやすいものが適しており、液体は牛乳のほかに豆乳や飲むヨーグルトも入れられる。

パッケージ裏面。使い方が書いてある
本体。シリコン製で巾着のような形
下部にすりつぶし用の突起が付いている

 まずはイチゴミルクを作ってみた。材料を入れすぎると、揉んでいるときに中身が出てしまう場合があるので、本体には少量だけ入れるようにとのことだ。

 今回はイチゴ3個と牛乳50ccを入れた。イチゴは潰しやすいようにカットしておく。

カットしたイチゴ3個と牛乳50ccを入れる
こぼれないように少量にする
量は下部に収まるくらい

フルーツを揉みつぶすのは新感覚!

袋の口をしっかり握り、片手で揉みつぶす

 材料を入れたら、袋の口をしっかり握ってもう一方の手で揉みつぶす。シリコン製の本体を通して、イチゴを揉みつぶすのはなかなかの新感覚。つぶれたイチゴと牛乳の感触が手に伝わって面白い。

 量は少なめにしたが、袋の口を握る力が弱かったようで中身がこぼれてしまうことがあった。しっかり握るか、クリップなどを使うのが良いだろう。口を締めるときは、できるだけ中の空気を抜いておくとやりやすかった。。

 揉みつぶした液体を見てみると、イチゴの果汁と牛乳がしっかり混ざって淡いピンク色のイチゴミルクに。グラスに移し替え、牛乳を足して量を調節したら完成だ。

 飲んでみると、イチゴは果肉が残っていて、食材をしっかり刻むブレンダーには出せない食感。添加物一切なしで、美味しいイチゴミルクを作ることができた。果肉は残っているが、固形ではないのでサラッと飲みやすい。

グラスに入れる
牛乳を足して量を調節
果肉の残ったイチゴミルクに

バナナとキウイのヨーグルトスムージーに挑戦!

 液体は豆乳や飲むヨーグルトもOKとのことなので、次はバナナとキウイのヨーグルトスムージーに挑戦。少量のバナナとキウイ、飲むヨーグルトを入れて揉みつぶす。

 十分に揉みつぶしたが、フルーツに固さがあったためか少しゴロッとした印象。飲むというよりも食べる感じだったので、スイーツのような仕上がりになった。

 味は美味しく、ヨーグルトにバナナの甘みとキウイの酸味がしっかり溶けこんでいた。食欲のない朝の、朝食代わりとして良さそうだ。

バナナとキウイを入れる
飲むヨーグルトを少量投入
揉みつぶした後。キウイのつぶつぶが見える
口がすぼまっているのでグラスに移しやすい
フルーツがゴロッとしてスイーツのように
水を入れると洗いやすい

 使い終わったら本体に水を入れて、ひととおり汚れを落としておくと洗いやすかった。ブレンダーのように手入れが面倒ということもない。

 手もみジューサーを使ってさまざまなジュースを作ってみたが、特に気に入ったのはイチゴミルクだ。イチゴの果肉も楽しめるのは手揉みならではだろう。

 ブレンダーのように出し入れの手間がないので、手軽に手作りジュースを楽しみたい人にぜひオススメしたい。

西村 夢音