やじうまミニレビュー
暑い夏に食欲を刺激する、流しそうめんを食卓で!
by 藤原 大蔵(2014/7/29 07:00)
つるつるッ! といただくそうめんは、夏に大人気の清涼感ある麺料理。そんなそうめんを、家庭でより楽しくいただけるグッズを紹介しよう。グリーンハウスの「流しそうめん器 GH-SOMENA」だ。
メーカー名 | グリーンハウス |
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製品名 | 流しそうめん器 |
品番 | GH-SOMENA |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,745円 |
本製品は、1~2人用の少人数向けの流しそうめん器。そうめんと水を入れる器の大きさは230×174×70mm(幅×奥行き×高さ)。水流を作る駆動部は100×55×80mm(幅×奥行き×高さ)で、取り外しができる。73×63mm(直径×高さ)のツユ鉢が2個に、薬味トレーも付いている。これらの総重量は438gだ。そうめん器は、ボックスティッシュ1.5個分の大きさなので、小さなテールブルにも余裕で乗る。駆動部の電源として、単三乾電池2本が別に必要だ。
カラーはホワイトとブラックの2色。今回はブラックを購入したが、色はブラックというより、濃いブラウンに近い印象。白い麺が映える。
組み立てはあっという間だ。最初に駆動部に乾電池を2本セットし、器の中心にある突起に差し込む。次に約1Lの冷水を器に注ぎ入れ、電源スイッチを押すだけだ。スクリューが回転して水が流れ始める。水流を作るスクリューの羽根は3枚で、直径は24mm。モーターの回転音は静かだ。一度に流せる量は約50gの乾燥麺が目安という。
実際にそうめんを流しながらいただいたが、これが相当楽しい! そうめんが、ギュンギュン流れる勢いのある水流こそ望めないが(例:鹿児島・指宿市で見られる、湧水を利用した回転式の流しそうめん)、ゆったりと流れるそうめんは、それだけでも十分涼しげで、食欲がおおいにそそられる。イベント的な華やいだ雰囲気も食卓に加わり、その分会話が弾み、食事が一層楽しくなった。
モーター音は聞こえるが、食事にも会話にも邪魔にならない程度で、静かなのも良い。おもちゃ感を抑えたスッキリとしたシンプルなデザインは、大人二人が囲む食卓にもなかなか似合う印象だ。コードレスなので、水の取り替えや後片付けもラクだ。
ただし、力の弱いモーターの水流ゆえ、麺の量が少しでも多いと流れが悪くなる。取扱説明書には一度に50gの乾麺を流せるとあったが、今回購入したそうめんは、50g分を一度に入れるとうまく流れなかった。5口分ぐらいの少なめの麺を数回に分けて入れたほうが、麺がよく流れた。「氷は流さないで」と注意書きにはあったが、数個程度なら特に問題はなさそうだった。スムーズに水が流れると、麺がよく冷えてより一層美味しくいただけた。
食事後のお手入れは簡単と言えるだろう。器類は他の食器同様に、中性洗剤とスポンジで洗える。唯一の注意点は、駆動部が丸洗いできない点だ。水に浸かっていた位置までをきれいな水ですすぎ、柔らかな布で軽く拭き取っておく。お手入れに若干の注意は必要だが、全てのパーツが器に収まるので、コンパクトに保管できるのはとても良い。
一見すると、おもちゃのように感じる方がおられるかもしれない。だが、お子さんはもちろん、大人だって食事がより楽しくなること請け合いだ。一度流れるそうめんを体験すると、「そうめんは、流れてなんぼ」という気持ちになるほど気に入っている。夏の食卓をより一層楽しく、食欲を刺激するグッズとしてお勧めしたい。