やじうまミニレビュー
曙産業「米ピタクリップ」
曙産業「米ピタクリップ」 |
“お米1粒の中には7人の神様がいる”
子供の時によく両親に言われた言葉だ。1粒のお米には、農家の人や、運ぶ人、そして料理を作ってくれる人、たくさんの人の苦労が詰まっているのだから、それをむげにしてはいけない。要は、米の1粒も無駄にしないように、残さず食べなさいということだ。
今回紹介するのは、そんな米の無駄を省くのに役立つ、曙産業の「米ピタクリップ」だ。米を研ぐ時の水切り専用のこのクリップ。用途はごく限られたものだが、実際使ってみるととても便利。というのも、私は不器用なのか、米の水切りの際にいつも、数粒をシンクに流してしまう。米が流れないように、手を添えてはいるのだが、どうも不十分なようだ。
手を使って米が流れるのを防いでいる | 手のひらには凹凸があるからなのか、いつも数粒をシンクに落としてしま |
メーカー | 曙産業 |
製品名 | 米ピタクリップ |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 310円 |
米ピタクリップは、クリップのように本体をボウルあるいは炊飯器の釜の縁に挟むようにして使う。本体表面が網状になっているため、米を逃すことなく、水だけを捨てられるというわけだ。サイズは約110×132×35mm(幅×奥行き×高さ)と、コンパクト。本体は、ご飯茶わんの形で、表面には顔が付いたかわいらしいデザインだ。
製品本体。ご飯茶わんを模したかわいらしいデザイン | 本体裏面。大きめのクリップが付いている |
米ピタクリップが優れているのは、簡単に「ピタッ」とボウルに密着すること。はめ込むだけの簡単な装着方法なのに、プラスチック製の本体がボウルにしなって、意外なほど密着する。
我が家では、炊飯器の内釜ではなく、大きめのボウルを使って米を研いでいるが、ボウルをかなり傾けてもクリップが外れることはなかった。
本体とボウルにしっかり密着するので、米が外にこぼれることがなく、クリップとボウルの間に米粒が挟まるなんてこともなかった。使うだけで簡単に米粒の無駄をなくすことができる。
ボウルに米ピタクリップを装着したところ | クリップをボウルの縁にはめ込むだけだ | プラスチックがボウルのカーブに合わせてしなって、しっかり密着する |
クリップの網目が米をせきとめてくれる | 水切りしているところ | ボウルをかなり傾けてもクリップが外れてしまうことはなかった |
最近では水切りが付いた米研ぎ専用のボウルも売っているが、米ピタクリップがあれば普通のボウルがあっという間に水切りボウルになってしまう。今回は米研ぎだけに使ったが、野菜やワカメなどの水切りにも便利に使えそうだ。
これまでは、シンクに流れてしまった米を1粒1粒拾っていたが、米ピタクリップを使い始めてからは、その必要がなくなった。導入するだけで、毎日の米の無駄をなくせる優れたグッズだ。
2011年 6月 28日 00:00
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