やじうまミニレビュー

スケーター「カッティングガイド付きバターケース BTG-1」

~バターを三通りに切り分けできる便利ケース
by 林 佑樹


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スケーター「カッティングガイド付きバターケース BTG-1」

 価格の高騰は過ぎ去ったものの、バターは、いまだにお高い食材のひとつだ。カロリーも考えて、なるべく適量で済ませようと思うのだが……これがなかなか難しい。バターナイフで「これくらい」と思っても、多すぎたり、少なかったり。そんなときに見つけたのが、重量ぴったりにバターを切り分けられるというスケーターの「カッティングガイド付きバターケース」だった。


メーカースケーター
製品名カッティングガイド付きバターケース BTG-1
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格840円

 カッティングガイド付きバターケースは、パッケージのネーミングの通り、バターケースに、包丁でバターをスライスできる機能を持たせたアイテムだ。

 本体のサイズはバターのパッケージよりも一回り大きく、95×165×52mm(幅×奥行き×高さ)となっており、スーパーなどで入手できる200gのバターに対応している。フタは透明でバターの残りがわかるだけでなく、ケース内にバターナイフの収納ゾーンも用意されているなど、けっこう高機能だ。また200gのバターにただ対応しているだけなく、底面には溝がいくつもある、くっつき防止加工が施されているため、バターの取り出しがしやすい。

 最大の特徴であるカッティングガイドを見てみよう。コの字型にカッティングガイドが並んでおり、一定間隔でスリットがある。そのスリットに沿って、包丁を入れれば、バターを定量スライスできるというわけだ。

 スリットに沿ってカットしていくと、約5gのブロックが39個できあがる。またカットの仕方によって、10gブロック、15gブロックを作ることも可能だ。筆者の場合は、5gにカットして必要に応じて、たとえば食パンの場合はブロック2つというような使い方をしている。

パッケージは、ケース本体、クリアカバー、中子、先割れナイフが入っているカッティングガイドはコの字型に並んでいる。カット時のストッパーも兼ねるため、バターを手で触れる必要がないカットパターンは、5g、10g、15g。写真で確認してもらいたい

 手順は中子をケースから取り出し、バターに包丁を入れるだけだ。このとき、切り始めは刃先を上げ、次に刃先を下ろしながら引き切ると形が崩れずにカットできる。それでも崩れてしまうときは、刃先を下ろしたあと、根本をちょっと持ち上げながら引き切ってみるといいだろう。イメージとしては、円を描く要領でスムーズにカットできる。

 切り終えたあとは、中子ごとケースに収めて、冷蔵庫へ。必要なときもブロックの取り出しは、付属の先割れナイフのおかげで実に楽々。プスッと突き刺して、バターを取り出すことができるのだ。

 注意点としては、中子をロックする仕組みがないため、バターを入れていると、少し傾けただけで中子ごとバターが落下することがある。次のモデルではカンタンな仕組みでもいいから、中子を固定できるように欲しいところだ。

 

包丁で切っているところカットし終わったところ。だいたい均一サイズになった
先割れナイフはかなり便利。写真のように、いきなり真ん中からバターを取り出すこともできてしまう適量のバターでステーキを食べることや、ほうれん草のバターソテーの調理が楽になった

 バターを賢く使いたい、毎度の計量がめんどうという人にオススメ。火力溢れる調理中に、バターの準備を忘れていたとしても、ほとんど調理を止めずにサッとバターを投入できるのも魅力だ。まだまだ価格の高いバター。賢く使って、おいしく料理を食べてほしい。