家電製品ミニレビュー
眉毛のお手入れをカミソリから電気シェーバーに変えたら使いやすさに感動!
by 西村 夢音(2016/5/26 07:00)
眉毛を整えたり、産毛を剃って化粧ノリを良くしたりと、女性も顔にカミソリを当てることは多い。普段はI字のカミソリを使っているが、刃が老朽化し剃り心地が悪くなってきた。
手動のカミソリはなかなか相性の良いものが見つからず、刃もすぐダメになってしまう。そこで、電気シェーバーに買い換えてみようと思い、パナソニックの「フェリエ フェイス用」を購入してみた。
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | フェリエ フェイス用 ES-WF60 |
実売価格 | 2,445円(Amazon) |
フェリエは、パナソニックが展開する女性用の電気シェーバー。フェイス用やボディ用が用意されており、今回購入したフェイス用は、顔の産毛や眉毛を剃るのに適した刃が採用されている。厚み約0.12mmのうす刃で根元から毛をカットでき、丸い刃先なため肌も傷つけにくい。
ヘッドは左右10度に動く「密着スイングヘッド」で、肌の凹凸に合わせて動き、産毛をやさしくシェービングできるという。石鹸やローションなしで剃ることができ、気づいたときにメイクの上からも使用可能。
I字型なため、ポーチに入れて持ち運びやすいのも特徴だ。電源は、単四形アルカリ乾電池を1本使用する。
まずは、産毛を剃るのに使ってみた。操作ボタンはON/OFFのみでシンプルな設計だ。電源を入れて剃ってみると、肌への当たり方がとても優しいことに驚く。刃を当てている感覚はないのだが、乾いた肌に滑らせてみるとスルスルと産毛がカットされているのがわかる。
やわらかい当たりで、力を入れなくてもしっかり剃れるのは気持ち良く、産毛の生えている場所を探してさまざまな部位に使いたくなるほどだった。一通り剃ってみると肌はワントーン明るくなり、ファンデーションの伸びがいつもより良くなっていた。
カミソリを使っていたときは、力を入れてもなかなか思うように剃れず、何度も往復させて肌がヒリヒリすることがよくあった。しかしフェリエは1ストロークでキレイになるので、肌に負担が掛からない。
眉毛のお手入れはアタッチメントが必須!
次に眉毛のお手入れをしてみた。フェイス用はラインナップが3種類あるが、今回購入したES-WF60は最上位モデルに当たり、眉用のアタッチメント「マユコーム」と「マユカバー」が付属している。マユコームは眉毛の長さを調節してカットできるもので、マユカバーはシェービング中にまつ毛を保護するもの。
雑な性格の筆者は説明書をしっかり読まず、始めにマユカバーを付けずに眉毛を剃ったのだが、これが失敗。刃がまつ毛に当っていて、まつ毛までばっさりカットしてしまったのである。刃の当たりがやさしいため、剃っているときは気付かず、マスカラを塗っているときにまつ毛が異様に短くなっていることに気付いた。
購入を検討している人にはこのような失敗をしてほしくないので、ぜひマユカバーを付けての使用をオススメしたい。マユカバーを付けると一度に剃れる範囲は狭くなるが、微調整が必要な眉のお手入れには狭いくらいがちょうど良い。切れ味は変わらないので、眉下の細かいムダ毛などもキレイに剃れた。
眉毛を剃るほどでもないが、長さを調節したいときはマユコームを装着。長さは2/4/6mmで設定でき、仕上げたい長さに合わせてヘッドの溝に差し込む。
電源を入れたら、コームでとかすようにして眉毛にすべらせる。使っているときはあまり剃っている感覚はないのだが、使用後にコームを外してみると中にカットされた毛が付着していた。ボサボサになりがちな眉頭も、毛の長さを整えることでスッキリした印象になった。
なお、長さの調節は太眉派の人は6mm、細眉派の人は2mmがオススメ。最初から2mmでカットすると調節がきかないので、まずは6mmで様子を見るのが良いだろう。2mmでカットしても、剃りすぎて眉毛に穴があくような失敗はないので(お手入れ初心者だった学生時代の筆者はよくこれで失敗していた)、不器用な人でも安心して使える。
産毛にしても眉毛にしても、カミソリを使っていたときは何度も往復させていたが、フェリエはスルスルと剃ることができるので爽快感がかなり違う。力を入れる必要がなく、刃を誤ってすべらせてケガをすることもないので安全に使えるのもポイントだ。
なぜ今まで使わなかったのか……と思ったほどなので、電気シェーバーを使ったことのない人にはぜひオススメしたい。