家電製品ミニレビュー
工事不要ですぐに使い始められる! 屋外でも使える乾電池式LEDセンサーライト
by 阿部 夏子(2016/3/11 07:00)
センサーで、人を感知し自動でON・OFFするライトは今や珍しくない。自宅でも廊下や玄関、トイレの電球はセンサー付きのものに替えて、便利に使っている。しかし、庭やガレージに設置する屋外用となるとコンセントが必要だったり、工事が必要だったりする製品が多く、手軽には導入できないというイメージがあった。
そのイメージを全く変えてしまったのが、今回紹介するアイリスオーヤマの「乾電池式LEDセンサーライト スポットタイプ OSL-SL1」だ。
メーカー名 | アイリスオーヤマ |
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製品名 | 乾電池式LEDセンサーライト スポットタイプ OSL-SL1 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 7,139円 |
両面テープを使って5分で設置完了
この製品の特徴はとにかく手軽に導入できるというところ。工事はもちろん、コンセントも必要なし。電源は乾電池、設置にはなんと両面テープを使うという手軽さで、屋外用のセンサーライトがずっと身近な存在になった。
本体はごくシンプルなデザインで、下向きにLEDとセンサーが設置されている。サイズは141×187×108mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約490g(電池含まず)。電源は別売りの単二形アルカリ乾電池3本だ。
使い方は本当に簡単で、電池を入れたら、設置したい場所に両面テープで取り付けプレートを設置、その後本体を設置するだけだ。時間にして5分もかからないで終了する。
設置の時に注意すべきことは、本体を平行に設置するということ。取付プレートに用意されているねじを使って平行を調節することもできる。
感心したのは、ライトの向きやセンサーの向きまでしっかり調整できるようになっているということ。いずれも手で角度を調整する必要はあるものの、機能としては必要十分で、とても満足している。
センサー感度も良好。電池寿命は最大2年
我が家は庭への出入り口となっている窓の上に本体を設置。窓を開けて外に出ると、前方が照射されるように設定した。センサーの有効距離は約3mで、有効角度は横方向90度、縦方向約60度。高い位置や、人が通らない場所に設置すると、反応しない場合もあるので注意したい。センサーは暗くなってからだけ反応する仕組みで、昼間は反応しない。1回の点灯時間は約10秒。
ライトの明るさは「暗/明(100/30lm)」の2段階で調整できる。家では暗に設定しているが、明るさは十分。電池寿命は暗に設定した場合で約2年、明で約1年とかなり長い。
最初製品を見たときは、その軽さに驚き、少々頼りなくも感じたが、使ってみると非常に満足度が高い。センサー感度も良好、電池寿命も長く、なにより簡単に設置できる点が良い。
屋外でも、ちょっと灯りが欲しいなという場所は意外に多いが、「乾電池式LEDセンサーライト」があればその願いがすぐに叶えられる。今回紹介した電球色のほか、白色も用意されているので、好みに応じて選びたい。