家電製品ミニレビュー
1日歩いてパンパンの脚もエアマッサージャでしぼってスッキリ!
by 田中 真紀子(2016/1/15 07:00)
最近続いている習慣として、ふくらはぎマッサージがある。始めたきっかけは、ベストセラーとなった「ふくらはぎ健康本」。やはり年々脚のむくみがひどくなってきたし、なによりマッサージするとしないでは、翌日の脚や体全体の軽さが違うと感じているからだ。
しかしマッサージは、自分でやるより、やってもらったほうが気持ちいい。脚を投げ出しておいたら、誰かがギュギュッと足を揉んでくれたら・・・・・・。といっても、気軽にフットマッサージ店に行けるわけでもなし、家族が喜んで揉んでくれるわけでもなし。
そんなわけで、オムロンのフットマッサージ器「エアマッサージャ」を使ってみることにした。
メーカー名 | オムロン ヘルスケア |
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製品名 | エアマッサージャ HM-260 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 14,618円 |
足先からふくらはぎまで面ファスナーで巻きつけるだけ
一見、ブーツのような形をしているが、履くのではなく、包み込むようにして装着する。足先と足首、ふくらはぎ部分にエアバッグが入っていて、空気を膨らませて加圧したり、抜いたりすることで、マッサージ効果が得られるというものだ。
さっそく装着してみた。装着方法はとても分かりやすく、足先をフードに入れ、かかと位置を合わせたら、面ファスナーで固定しながら包んでいくだけ。せっかくなので、ギュッときつめに巻きつけた。
マッサージのコースは、「もみほぐし」「しぼりあげ」「もみほぐし(ふくらはぎ)」の3種類あったので、まずは「しぼりあげ」をセレクト。エア加圧は、弱、中、強から選べるが、体中の凝りがひどく、お店でやってもらうマッサージもエステもたいてい「強め」でお願いする筆者は、迷わず「強」を選択した。
さっそく足先から加圧が始まったのだが、この力がすごい。「強」をセレクトしたから、というのもあるかもしれないが、予想を超える力で、足の指が曲がってしまいそうなほどに押しつけてくる。
続いて、足首、ふくらはぎへと加圧が移ってくるので、足先にたまってしまったいろんなものを、上へと押し上げてくれるようだ。「効いているかもしれない」どころの騒ぎじゃない。筋肉の奥まで、しっかり作用している実感がある。
ちなみに15分続けて運転すると、自動で停止するようになっている。いくら気持ちがいいからと言って、やりすぎはよくない、というわけだ。ほかのコースも試してみたが、個人的にはこの「しぼりあげ」コースが、一番イタ気持ちよく、スッキリ感を感じられた。
足裏用アタッチメント、あたため機能もうれしい
このエアマッサージャには、足元に「あたため機能」もついている。ちょうど足裏の足先寄りにヒーターが仕込まれていて、マッサージしながらじんわり暖めてくれるというもの。筆者をはじめ、冷え性が気になるという人にはうれしい機能だ。
さらに「足裏にも刺激がほしい」という人は、足裏用アタッチメントを使うといい。足先のファスナーを開けると、装着用のポケットがあるので、そこに入れれば加圧されるたびに、ブツブツが足裏に押し付けられ、刺激を感じられる。
ちなみに筆者は最初、使い方を間違えて、直接足の裏に敷いてしまったのだが、あまりに痛くてびっくりした。そしてよくよく取扱説明書を読み・・・・・・そうだよね、さすがにそんなに痛いわけないのよね、と納得した。
歩き疲れた日はもちろん、健康のために毎日使いたい!
エアマッサージャがわが家に来てから、毎晩欠かさずに使っていたが、ある日、使用前・使用後の違いをひしひしと感じた日があった。数年ぶりに、子どもと千葉のテーマパークへ行ったのだが、朝から晩まで歩き続けたため、一度脱いだブーツが入らないくらい、足がパンパンにむくんでしまったのだ。子どもも、脚が痛い、脚が痛いと騒いでいる。
「明日は仕事だというのに・・・・・」と憂いながら、いつもどおり、寝る前に強でしぼりあげた。すると、むくみがうそのように落ち着いたのだ。ためしにふくらはぎの太さを測ってみたら、使用前より1cm近く細くなっていた。そして、その疲れを翌日に残すこともなく、スッキリ朝を迎えることができた。
ふくらはぎは「第2の心臓」といわれるように、しっかりポンプ機能を働かせないと、血液の循環が滞ってしまうという。そのため、ふくらはぎマッサージは続けていきたいが、自分でやるのは面倒。でも、このエアマッサージャがあれば、ぼーっとテレビを見たり、夜寝る前に寝そべりながら、毎日の習慣として続けていくことができそうだ。