家電製品ミニレビュー

アイロン掛けが楽しくなった! ハンガースチームアイロン

パワフルハンガースチームアイロン EB-RM3400

 女子の身だしなみとして、シワの付いた服を着るのは避けたい。しかし、シワが付いたシャツやジャケットを見て、アイロンかけなきゃ……と思いつつも、アイロン台を出す手間が億劫で後回しにしてしまう。

 そこで購入したのが、アイロン台不要でハンガーにかけたまま衣服のシワが伸ばせる「パワフルハンガースチームアイロン EB-RM3400」だ。

メーカー名イーバランス
製品名パワフルハンガースチームアイロン EB-RM3400
購入場所Amazon.co.jp
購入価格6,880円

 掃除機のような見た目だが、本製品はアイロンである。本体からホースが伸びていて、その先にスチームを噴出するスチームヘッドが付いている。さらにポールを差し込む部分もあり、上部にはそのままハンガーが付いている。“ポールハンガー付きアイロン”とも言える製品だ。

 本体のハンガーに衣類をかけてしまえば、後はタンクに水を入れるだけでアイロン掛けができるという仕組み。キャニスター型のため、家の中を自由に移動することもできる。

 本体サイズは約200×315×1,700mm(幅×奥行き×高さ)。水タンクの容量は約2.2L。ポールの高さは、最長170cmまでの間で自由に変えられる。

一見すると掃除機のよう。ホースの先にはスチームが出るジェットノズルが付いている
真ん中の穴がポールハンガーを差し込むジョイント部。右手前の穴はホースのジョイント部
給水タンクは取り外せる
電源をONにするとランプが赤くなる。運転モードは「スチーム/絹/綿・麻」の3つ
同梱品。ポール、フック、本体、ホース、折りたたみハンガーを組み立てる。付属品は加湿ヘッド、ブラシ、ズボンプレス

 まずは本体を組み立てた。ポールを本体の穴に差し込みしっかり固定し、好みの高さに調節する。先端に折りたたみ式ハンガーを装着して、その上にフックを取り付ける。パーツが細かくわかれているので、説明書を読みながらきちんと確認した方が良い。

 ホースもジョイントに差し込んで、ジェットノズルをフックに立てかければ組み立て完成だ。ホースをジョイントに差し込むときは、少し力が必要だった。組み立てに時間は掛かったが、最初だけなので特に気にならなかった。

真ん中のジョイントにポールを差し込む
高さを調節する
ポールの上部に折りたたみ式ハンガーとフックを装着する
同じように、ホースをもうひとつのジョイントに差し込む
組み立て完成。ポールは最長の170cmまで伸ばした
ジェットノズル。複数の穴から高温のスチームが噴出して衣類のシワを伸ばす

スルスルとシワが伸びて気持ち良い!

 さっそく、シワだらけのレーヨン素材のブラウスをアイロン掛けした。タンクに水を入れ、ハンガーにブラウスを掛ける。モードスイッチを「綿・麻」にセットすると、ランプが赤く光った。40秒ほどでホースからゴゴゴ……と音がしてきて、ノズルからスチームが噴出した。

 ノズル部分に手を近づけてみると熱かったので、ノズルは触らないように気を付けたい。ホースも熱くなっていたので、赤くなっているハンドル部分だけを握るようにする。

 スチームを当てるコツは、衣類のシワを伸ばすように裾を引っ張って表面をできるだけ平らにすること。ノズルヘッドを衣類にぴったりとくっつけて、軽く押しながら上下に動かす。ハンドルを深く持つとスチームが手に当たり、火傷しそうになるので、ハンドルはできるだけ浅く持った方が良い。

 アイロン掛けをし終わったブラウスは、しっかりシワが伸びていた。ハンガーに掛けてスチームを当てるだけで、シワがスルスルと伸びるのはとても気持ち良い。

 しかし、出力の一番弱い「スチームモード」はあまりシワが伸びなかった。ナイロンなど熱に弱い素材は「スチームモード」を使うべきだが、あまり効果は期待できない。熱に強い素材のみに使用した方が良さそうだ。

ハンガーは折りたたみ式なので、前にボタンがない衣類も難なく掛けられた
ハンドルを深く持つとスチームが手に当たり火傷しそうになる
できるだけ浅く持った方が良い
アイロンをかける前のシワだらけのブラウス
アイロン掛け完了後。シワがなくなり、中央のドレープがしっかり際立っている

 付属品も試してみた。まずは、ズボンの折り目をしっかり付けられるという「ズボンプレス」を、ジェットノズルに装着した。

 ズボンプレス下部の引き手を押すと、ジェットノズルとズボンプレスに隙間ができる。その状態でズボンの折り目に挟んで、スチームで熱を与えて折り目を付ける。スーツを着る機会の多い人ならば、ゆるみがちなズボンの折り目もビシッと再現できる
だろう。

付属のズボンプレスをスチームヘッドに取り付ける。引き手を押すと、ズボンプレスとジェットノズルにすき間ができる
ズボンの折り目に挟む
2~3回アイロンをかけて折り目をしっかり付ける

 次に、衣服についたホコリや髪の毛を取り除く「ブラシ」を、ジェットノズルに装着。我が家は猫がいるため、黒い服などは気が付いたら猫の毛だらけになっていることがある。衣服に当て終わってブラシを確認すると、猫の毛やほこりもきちんと取れていた。

 最後は「加湿ヘッド」だ。これは、ホースを外してホースのジョイント部に装着することで、加湿器としても利用できるというもの。“ポールハンガー付き加湿器”になるのは、とてもユニークだ。

ブラシを装着
白いゴミが取れた
加湿ヘッドは、ホースを取り外して装着。“ポールハンガー付き加湿器”にもなる

問題は収納場所? いっそのことポールハンガーとして利用してみる

付属の折りたたみハンガーだけでなく、市販のハンガーも掛けられる。3~4着程度掛けられた

 見た目はほとんど掃除機と変わらないパワフルハンガー、問題なのは収納場所だ。

 割りきって“ポールハンガー”としてリビングや部屋に常駐しておくのも手である。本体は付属の折りたたみ式ハンガー以外にも、フックに市販のハンガーを3~4個掛けられるので、頻繁に着る服はこれに掛けておくのが良いだろう。実際に我が家ではリビングに置いて、よく着る服を数着掛けている。

 そのおかげで、着ようと思っていたジャケットやズボンのシワが気になったら、さっとアイロン掛けができるようになった。忙しい朝でも、身だしなみをしっかり整えて出掛けられる。億劫だったアイロン台を出す手間も省けて、今ではアイロン掛けが楽しいと思えるほどだ。

西村 夢音