家電製品ミニレビュー

3本セットのリモコン付きLEDキャンドル

Amazonで売れてるLEDキャンドルセット

LEDキャンドルセット「WY-LEDSET001」

 今回は、LEDキャンドルのセットを紹介する。WY Styleショップが輸入販売している「WY-LEDSET001」という製品だ。

 こいつは、先日、ムサシ(RITEX)のLEDキャンドルを紹介したときに、同じ種類の製品を調べていて、たまたま見つけたものだ。Amazonの「ホーム&キッチン」の「キャンドルライト」部門では売り上げ1位になっていることが多い。

 LEDキャンドルというのは、ディナーの際などにロウソクの代わりに使用する照明器具だ。本物のロウソクに比べて、火を使わない安全性が特徴だ。最近は、ロウソク特有のゆらぐ光を再現して本物のロウソクに近づけた製品も多い。今回の製品は、リモコン操作ができて機能が多いのが特徴だ。

メーカーWY Styleショップ
製品名WY-LEDSET001
希望小売価格3,980円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,280円

ショップブランドだが、日本語取説が付属

 まず、製品の成り立ちから見ていこう。Amazonから届けられた製品の外箱は英語だけが書かれている。製造は中国で、もともとは英語圏に輸出される製品らしい。

パッケージの文字は英語のみ
パッケージの内容。取扱説明書は日本語だ

 箱を開けてみると、WY Styleショップが用意した日本語の「取扱説明書兼保証書」が出てくる。保証期間は3カ月、サポート窓口はメールアドレスのみで、住所や電話番号は書かれていない。白物家電製品よりは、パソコンのパーツやスマホの周辺機器類に近い仕組みだ。

 では、実際の製品を見ていこう。このLEDキャンドルの特徴は、3つある。

 1つ目は、S/M/Lの3本がセットになっていることだ。3本とも直径は7.5cmで、高さはS/M/Lの順に、10/12/15cmだ。Lサイズなどは、しっかりとした大きさがある。3つの本体が入っているので、箱の中はぎっしりと詰まった印象だ。

箱の中は3本のLEDキャンドルがぎっしりと詰まっている
左からL/M/S
高さはLで15cm
3つのキャンドルは、少しずつ高さが違うので並べるだけでも面白い
本体は意外と軽くLで304gしかない

 2つ目は、本体がロウでできていること。外観は本物のロウソクっぽいし、ロウの匂いもする。LEDや電池が入っているベースの部分以外は、全部ロウのように見える。LEDキャンドルの中には、明るい場所で見ると安っぽい素材でがっかりする製品もあるが、これはなかなか健闘している。

ロウを保護するため、本体にシートが巻かれているので使用前に取ること
本体はコップ状になっていて、底の中央にLEDがある
ざらっとしたロウの内壁がそれらしい雰囲気を出している
明るさを強くすると内側全体が光る感じだ

 3つ目は、リモコンが付いていること。おかげで、LEDキャンドルにしてはものすごく多機能になっている。リモコンでは、点灯/消灯に始まって、4時間と8時間の切タイマー、LEDのゆらぎの有無、明るさの強弱が操作できる。切タイマーがあるLEDキャンドルなんて初めて見た。

多機能なリモコン。1つのボタンに1機能なので分かりやすい
点灯している状態であればリモコンで操作できる

リモコン付属で多機能が生きる

 LEDキャンドルの電源は単四電池2本で、充電池にも対応している。あらかじめ動作確認用の乾電池がセットされているのですぐに使うことができる。

 電源スイッチはLEDキャンドルの底にあるので、これをONにしておく。あとは、全部リモコンで操作できる。

底面に電源スイッチがある
乾電池がセットされた状態で届く

 LEDキャンドルは、太いロウソクのような外観なので重そうに見えるが、意外と軽くてLでも304gだった。手に触れる部分はロウなので、あの独特の感触がある。この感触と、ロウの匂いで、樹脂製のLEDキャンドルに比べると、点灯前から雰囲気がある。

最初は、またたきのあるCandleモードで点灯する。またたきがあるので、3本の明るさが異なる
Lightモードで点灯すると明るさが揃う

 LEDは、明るさよりは雰囲気重視なので、そんなに明るくはない。ただ、3本セットなので、各自の前に1本ずつ置けば、食事の際には十分だろう。ワインのラベルの表側は見えるが、裏側の小さい文字は読みにくいぐらいの明るさだ。

ワインやグラスとの対比
周囲の灯りを落として、点灯するとこんな感じ

 LEDのまたたきは、ちょっとピッチが速い。うるさく感じる時は、リモコンでCandleモードからLightモードに切り替えると落ち着く。もう少し遅いピッチのモードがあれば、なお良かったと思う。

リモコンによる操作例。最初はまたたきしないLightモードで、明るさを操作する。次に光がまたたくCandleモードにし、最後にLightモードに戻してから消灯する

 またたきの速度など、本物のロウソクとはやはり違うものではあるが、それなりに雰囲気は出る。食卓のアクセサリーとしては十分に機能する製品だ。

 また、この製品はリモコンで消灯できることや、切タイマーがあることで、普段から常夜灯代わりに使える。LEDキャンドルは、どうしても使う場面が食事どきに限られてしまうのだが、この製品は用途が広い。もちろん、LEDランタンのように本を読んだり細かい作業をするだけの明るさはないが、とりあえず部屋の中の状態が分かる程度の明るさはある。むしろ寝る前の灯りとしては、これぐらい暗いほうが良いだろう。

 電池寿命については、約100時間とされている。少なくともまる2日点灯していても、問題なかった。交換する場合でもボタン電池ではなく、入手しやすい単四形なのもいいところだ。

 あえて言えば、本体の表面がロウなので、高い場所から落とすとヒビ割れそうなことが心配ではある。できるだけ丁寧に扱った方が良いだろう。また、ロウの匂いがきついので、嫌いな人は気になるかもしれない。まぁ、このあたりは昼間に見てもガッカリしない質感と引き換えなのでしょうがない。

 ついでに、LEDキャンドルの底にはスイッチや電池ケースのカバーがあるので、濡れたテーブルには置かないように注意したい。

コストパフォーマンス高し、プレゼントにおすすめ

 実際に使ってみて、この値段で、この存在感と多機能さがあるなら、Amazonのランキング1位もうなずける。3千円台という価格はちょっと高く感じるが、1本当たりで考えれば、千円ちょっとなので許せる範囲だ。

 暗い場所で点灯していると、なかなかロマンチックな雰囲気が出るし、リモコンを使えば、ベッドから操作できるので実用的な常夜灯としても使える。プレゼントとしても使えそうな製品だ。

伊達 浩二