家電ミニレビュー

無印のホットマットは冬のリモートワークの強い味方! 5分であったかい

無印良品「ホットマット 小 MJ-PHC44」

リモートワークで過ごす3回目の冬です。この時期、いつも悩んでいるのが一人分の暖房をいかに効率的にするか……ということ。一人でパソコンに向かっているだけなので、部屋全体を暖めるのは、もったいない気がして、仕事している自分の周りだけ暖められるような製品をずっと探していました。

そこで見つけたのが、今回紹介する無印良品の「ホットマット 小 MJ-PHC44」です。足元や座面など温めたい場所にスポット的に使えるコンパクトなマットで、まさに求めてたやつ! 2,490円という価格も魅力です。

足元や座面など温めたい場所にスポット的に使えるコンパクトなマット。2,490円という価格も魅力
ほぼ正方形の小さなマットにコードとスイッチがついているだけのシンプルな構造

結果からいうと、大正解! スイッチを入れてから5分も経たずにしっかり暖かいし、東京近郊で日当たりのいい部屋であれば、これ一台で日中過ごせます。

本体は至ってシンプル、ほぼ正方形の小さなマットにコードとスイッチがついているだけ。本体サイズは400×400mm(幅×奥行き)で、ほとんどの椅子にマッチします。座面においてお尻の下から温めるか、床面に敷いて足を温めることもできます。

電源部分。スイッチを入れるとランプが点灯します
スイッチは一つだけ
床面に敷いて足を温めることもできます

私は座面一択! 仕事用の椅子が夏場の通気性だけを考えてメッシュ素材にしてしまったということもあり、ホットマットがあるとないとでは快適さが10倍くらい違うんです。お尻全体でホットマットの熱を吸収できるので、足元に置くよりも温かさをダイレクトに感じられます。

温度設定は43℃で絶妙。熱すぎず、ぬるすぎず、本当にちょうどいいんです。数時間連続で使っていても、熱すぎることなく、快適さがずっと続きます。

あと、これは個人差あると思うんですが、お尻の下を温めても眠くなりにくいっていうのも嬉しい発見でした。肩周りとか膝周りを温めると、眠くなりがちなんですが、お尻の下を温めても眠くなりにくかったです。

使用イメージ
普段は座面に敷いて使っています

電気代が安いのも嬉しいポイント。定格消費電力は27Wで、1時間あたりの電気代は約0.37円。毎日8時間使っても1カ月間の電気代が100円にも満たない安さってすごいですよね。この製品は立ち上がりが早く、すぐに温かくなるので、例えばお昼を食べるために席を外すという時も躊躇なく、スイッチオフできます。

使う上での注意点としては、コードが割と短めなので、延長コードを用意したほうが良いことと、タイマー機能がないので消し忘れないようにしてということくらい。

無印良品では、一人で暖をとれる便利な製品を複数展開。使用シーンに応じて選べます

タイマー機能があったらさらに便利だろうなと思いつつも、2,500円以内の製品だと思うと十分かなと思います。ちなみに無印良品では、一人で暖をとれる便利な製品を複数展開しています。ひざや肩にかけられるもののほか、マットタイプも3サイズ展開。気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。

シンプルで使いやすくて大満足な一台! 特に座って仕事をするみなさんにおすすめです。

阿部 夏子