家電ミニレビュー

パン1枚で作れるハーフサイズのホットサンドがちょうどいい!

ハーフサイズのホットサンドがちょうどいい

寒くなってきて、鍋やグラタンなど温かい料理が食卓に並ぶようになってきました。サンドイッチを焼けるホットサンドメーカーの登場頻度も筆者宅では増えています。

ただ、朝にあまり食欲がないときなど、2枚の食パンで具材を挟んだホットサンドでは多く感じます。また、1種類の具では飽きてしまうことも。

そこでぜひ試してほしいのが、「1枚の食パンを折りたたんでハーフサイズのホットサンドを作る」ことです。通常サイズのホットサンドを作るための製品であっても、パンの端をプレスする形状のものであれば作れます。

ホットサンドは意外と量が多い

筆者は昨年ホットサンドメーカーを購入。一時期は頻繁に利用していたものの、量が多いと感じて次第に利用頻度が落ちてしまっていました。ホットサンド自体はおいしいため、どうにかホットサンドメーカーを活用したいと思っていたときに、Vitantonioの「厚焼きホットサンドベーカー goooodII」の製品サイトで、1枚の食パンを折りたたんでハーフサイズのホットサンドを作る方法を見つけました。

通常サイズのホットサンド。よく余り物のポテトサラダなどを挟みますが、多かったり味に飽きることも

厚焼きホットサンドベーカー goooodIIは、食パンの端をプレスして具がこぼれにくくなるプレート形状です。そこに半分に折って具材を入れた食パンをセットすることで、ハーフサイズのホットサンドを作れます。

厚焼きホットサンドベーカー goooodII
厚焼きホットサンドベーカー goooodIIのプレート。パンの端をプレスする形状のホットサンドメーカーでハーフサイズのホットサンドを作れます

ハーフサイズのホットサンドは1個だけ、もしくは2個同時に焼けます。1人で食べたいときは1個だけ、2人で食べたいときや、総菜を挟んだサンドと甘いものを挟んだデザートサンドで異なる味を楽しみたいときに2個焼くのがおすすめです。

具材をのせて半分にたたんだ食パンを、予熱したプレートに置きます
1枚には、焼いた鮭とアボカドをセット
もう1枚は甘いホットサンドに。バナナにシナモンをかけました
フタを閉じて3分ほど放置したら焼きあがりました。しっかりと両端がプレスされています
手で持ったところ。小さくて持ちやすいです
バナナを挟んだハーフホットサンドの断面。しっかりと端がとじています

10枚切りがハーフサイズのホットサンドを作りやすい!

何度か作ってみて気になる点もありました。6枚切りや8枚切りだと、ホットサンドメーカーに挟む際にサンドイッチの形が崩れがちです。ホットサンドメーカーは通常、プレートを予熱してからサンドイッチを挟みます。そのため、熱いプレートに注意しなければならないのですが、厚めの食パンは手で押さえていなければたたんだパンが開いてしまいます。焼きあがりを確認すると、パンの縁がプレスされておらず、具が外側に飛び出ていることが何度かありました。

そこで10枚切りの食パンを使用したところ、プレートで挟む際にパンを手で押さえなくとも、きれいにたたまれた状態で焼けました。きれいな長方形や三角形のホットサンドを作りたい場合は、薄めのパンがおすすめです。

6枚切りの食パンで作るところ。手で押さえていないとたたんだパンが開いてしまいます
6枚切りの食パンでハーフホットサンドを作ったところ、中身がはみ出てしまいました

また、厚い食パンの場合、折りたたんだ部分のパンが裂けてしまうこともよくありました。少し裂けた程度であれば食べる際に中身が出にくいですが、大きく裂けてしまうと中身が飛び出て火傷の危険もあります。厚い食パン以外にも、古い食パンでもたたんだ場所が裂けやすいので注意が必要です。

画像のように少し裂けた程度であれば、焼きあがったときにあまり気になりません。しかし、古いパンや厚いパンで大きく裂けてしまった場合は、焼きあがった際に中身が飛び出てしまいました

ホットサンドの使用頻度が減っている人に!

昨年あたりから、多くの具を挟めるホットサンドメーカーをよく見かけます。さまざまな具を挟めたり、断面がきれいだったりする一方で、子供には少し多い場合や、1人で食べるとなると味に飽きてしまうときもあるのではと思っています。

もし、上記の理由でホットサンドメーカーの使用頻度が減っていれば、ぜひハーフサイズのホットサンドを試してほしいです。また、子供など食べる量が少ない家族と、厚焼きのホットサンドが食べたい家族がいる家庭でも活用できるのではないでしょうか。

大塚 愛理