家電製品ミニレビュー
東芝エルイートレーディング「超音波洗浄器 MyFresh TKS-200」
~取り外せる大きめ洗浄槽が便利
東芝エルイートレーディング「超音波洗浄器 MyFresh TKS-200」 |
買った理由は、洗浄機としての自由度が高そうなこと。例えば、本体電源部と洗浄槽がセパレートだったり、付属のアタッチメントが便利そうだったり、あるいは洗浄時間も5段階に指定できたりする。メガネ以外もどんどん洗ってネ!! 的な仕様を気に入っての購入となった。
以下、この超音波洗浄機の特徴を写真でご覧いただきたい。
大ぶりの洗浄槽を使える。内寸は、150×130×40mm(横幅×奥行き×深さ)。うまくするとメガネを2本同時に洗浄できる!? てな容量だ | タイマー機能で、洗浄時間を5段階(90/180/280/380/480秒)から選べる。操作は非常に容易。連続運転の機能はない | 電源はAC100V家庭用電源。コードは電源部直づけとなっている |
洗浄槽と電源部はセパレート。洗浄槽だけを水道近くに持っていって水を入れたり流したりできるのは実用的だ | 洗浄槽にはハンドルが付いているので、容易に持ち運べる。フタには半透明グレーの窓がある | 3種類のアタッチメントが付属する。左から、洗浄かご、DVD/CDスタンド、アクセサリーホルダー |
通常の洗浄には、付属の洗浄かごを使う。洗浄槽の振動が洗浄対象に直接は伝わらないので、動作音も比較的に静かだ | 重ねたくないアクセサリや、一部のみ洗浄したいものなどは、アクセサリーホルダーを使って洗浄する。例えば腕時計なら、本体部を水の上に出し、バンド部だけを水中に浸けて洗浄できる | DVD/CDスタンドを使えば、CDやDVDなどのディスクを同時に2枚まで洗浄することができる |
余裕のある容量とアタッチメントもナイス。DVD/CDスタンドやアクセサリーホルダーはあまり使わない拙者だが、洗浄かごが単純に便利で実用的だ。洗浄後、複数の洗浄対象を一気に引き上げられて手っ取り早い。洗浄槽と洗浄対象が接触しないので動作音(洗浄槽と洗浄対象が振動して出るノイズ)も少なく、わりと静かなのもよい。
で、洗浄能力はどうか? ということでいくつか小物を洗浄してみたので、以下、写真でその効果をご覧いただきたい。
洗浄前。アンティークの金属製ブレスレッド | 洗浄後。汚れとくすみがずいぶん取れた。こういった磨きにくい形状の金属には、超音波洗浄機が適しているかも |
洗浄前。銀製の三連リング | 洗浄後だが、銀特有の汚れが付いていると落ちませんな。部分的にキレイになるものの、銀色の光は戻ってくれなかった。やっぱり……磨くしか |
洗浄前。こちらは7年くらい使ったヒゲ剃り。あまり手入れしておりません | 洗浄後。石けんのこびりつき汚れがかなり落ちた。が、ラバー素材に付いた汚れは、金属に付いた汚れよりも落ちにくいと感じる |
洗浄前。ゴールド(か、ゴールドフィルド)のリング | 洗浄後は、輝きと色の透明感を取り戻しますな。リング内側の汚れも洗浄されているのにご注目 |
洗浄前。愛用しているポケットナイフ | 洗浄後、写真で見るとあんまり変わりませんのう。ただ、肉眼で見ると、油汚れ、ホコリ汚れがスッキリと落ちていることがわかる |
ともあれ、超音波洗浄機として十分機能を発揮している感じのMyFresh TKS-200。案の定、金色系のアクセサリーが特にキレイになるという印象が残った。また、前述のように洗浄槽を取り外せて蛇口まで持って行けたり、洗浄槽自体が大きめだったりする点は、「いろいろなモノをビシバシ洗浄しちゃうヨ!!」という積極派ユーザーには、やはり有り難い。
拙者的印象では、メガネ以外のものを洗浄するのに便利なMyFresh TKS-200。てのは、メガネを重点的に洗浄、と考えると、ちょっと本体サイズが大きめかも、と。外形寸法が210×195×150mm(幅×奥行き×高さ)あり、フットプリントは自動湯沸かしポットと同等もしくはそれ以上ある。ひとりで使って、時々メガネを洗浄するくらい、だと邪魔かも!?
てなわけで、家族みんなでイロイロ洗浄しちゃえ的環境とか、あるいは職場なんかに置いて多人数で使い回すといった用途に合いそうなMyFresh TKS-200である。……また、もしかすると、模型部品洗浄とか、手芸方面パーツ洗浄とか、工作系用途にも合ったりするかもしれない。
2009年4月1日 00:00
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