片付け過ぎない片付け術

[片付け過ぎない片付け術80]お弁当作りを楽にするキッチンアイデア4つ

春からお弁当作りが始まるママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、「お弁当作りを楽にするキッチン」のアイデアを4つご紹介します。キッチンの使いやすさは人それぞれ。あなたに合ったアイデアを見付けて、お弁当作りの時間を、ラクに楽しくしていきましょう。

 

お弁当作りをラクに続ける秘訣は「動かない」「考えない」

お弁当作りは、メニューを考えて材料を揃え、少量のお料理を朝早くから何品も作らなくてはなりません。これを毎日続けるのは大変な作業です。今回はこの「作業」をラクにすることに焦点を当ててみました。時間に追われながら子どもの支度やお世話までやらなければならない朝は、本当に慌ただしいですね。お弁当作りでは準備から片付けまでの間、不必要に動いたり、使いたいものがどこにあるか考えたりせずに、スムースに作業できることがポイントです。やらなければならないことを、すんなりと進められるキッチンを目指しましょう。

 

お弁当関連のグッズは1カ所にまとめる

私は、お弁当箱、カップやピック、水筒、お弁当袋など、お弁当関係のものは1カ所にまとめています。水筒が別になっていたり、お弁当袋やクロスなどのファブリック類が別の部屋へ保管されるケースも見られますが、動かず考えないお弁当作りには、この「1カ所収納」がおすすめです。忙しい朝でも、そこを開けるだけで全部を出せるので、お弁当グッズを出すときに「水筒を出さなきゃ」「お弁当袋はあっちだったかな」などと考えたり、探すために動くことがなく、とても楽チンです。

 

食洗機対応のもので揃える

食器洗い乾燥機があるなら、お弁当箱やカップなどはできるだけ食洗器対応のものを揃えてしまいましょう。片付けが楽になると、気持ちに余裕が生まれるので、朝の早起きとお弁当作りが楽になります。細かいものは食洗機の中でバラバラになってしまいがちなので、細かい物をまとめられるカゴなどの便利グッズを活用しましょう。洗い終わったらまとめて取り出せる点もいいですよ。

 

冷蔵庫の中に「お弁当専用エリア」を作る

お弁当の彩りに使うプチトマトやキャラクターかまぼこ、小房に分けたブロッコリーなどは、100均などの小さめのカゴやトレーへまとめて、使うときにサッと取り出せるようにしてみましょう。お弁当グッズと同様に、食材も「お弁当専用エリア」を設けることで、小さな食材を探さずに済みます。調理のときは、カゴごと作業台へ出してしまえるのもラクですね。もちろん、作り終わったらそのまま冷蔵庫へポンとしまえます。

 

「片付ける」を手放そう!「置きっ放しスペース」を作る

水筒などは、洗ったら伏せてそのまま朝まで置いておけるスペースを作るのもおすすめです。いちいちしまう必要がないので楽ですし、洗って伏せてそのままにしておけばいいので、子どもが手伝いやすくもなりますよ。写真のようなグッズを活用したり、かわいいフキンを広げて「ここへ洗った水筒を伏せておいてね」とルールを決めてもいいですね。我が家の高校生の息子も、この方法で水筒を自分で洗うようになりました。

 

まとめ

毎日のお弁当作りは、初めから張り切り過ぎてしまうと、途中で疲れて息切れすることも。無理せずできる範囲で始めましょう。お弁当専用の小さいフライパンやお鍋を用意すると、少量を短時間で作りやすいので、ガスや電気の節約にもなりますよ。

 

 

NON(ライフオーガナイザー)

暮らしをシンプル=簡単にすることで、もっとラクに、ハッピーになれるアイデアをいつも探しています。片付け過ぎない片付け術、ラク家事、かんたん料理や手芸、子育てなどをテーマに、等身大のヒントを発信していきます。ブログは「のんびりシンプルライフ~NON*troppo」