片付け過ぎない片付け術

【片付け過ぎない片付け術14】100均グッズで「忘れ物を防ぐ玄関」作り

あわただしい朝、玄関で靴を履いてから「〇〇がない!」と部屋の中へ取りに戻る、なんてことありませんか。今回は、100均グッズを使った「忘れ物を防ぐ玄関作り」をご紹介します。毎日の外出に必要な物を分かりやすく、取り出しやすく収納すれば、寝坊した朝でもサッと用意ができますよ。

 

「浅めのカゴ」で、「人別グルーピング収納」

毎日持ち歩くグッズは、人別にグルーピングしてカゴへ入れて玄関にセットしておくと、自分のアイテムをサッと持ち出せます。ポイントは「浅め」のカゴやトレーにして、中身が一目で見えるように収納すること。カゴに入れる物は、家の鍵や自転車の鍵、腕時計、ハンカチにティッシュ、定期入れや手袋など、大きさや形がさまざまなので、深さがあると小さいものが取り出しにくくなるからです。また、使う人の手や目が届きやすい場所に置くことも大切ですね。

 

忘れやすい物は、扉裏に「フック」を付けて「見える収納」に

限られた玄関収納を有効に使うなら、シューズボックスの「扉裏」も活かしましょう。毎日は持って行かないけれど必要なときに忘れがちな、折り畳み傘やエコバッグなどは、フックを付けて内側へ吊るすと、靴を出すときに扉を開ければ目に入ります。「貼って剥がせるフック」なら剥がすときに扉を傷めません。私はPTAの集まりのときに学校で履く「スリッパ」を忘れがちだったのですが、ここに収納してからは忘れなくなり、帰ったらすぐに戻せるので片付けるのも楽になりました。

 

背の高い物は、「深めのボックス」で取り出しやすく

虫除けスプレーや日焼け止め、静電気防止スプレーなども、外出前にサッと使って、すぐに元に戻して出掛けたいもの。まとめて玄関に置くと便利です。これらは背が高めのボトルなので、深いボックスに立てて入れると安定して収納でき、急いでいても取り出しやすく、片付けも簡単です。季節によって使わないものは奥の方に配置して、季節ごとにでローテーションするといいですね。

 

シューズボックスの奥行は、「ダブルクリップ使い」で活用

シューズボックスのちょっとした隙間を収納に活かしたいけど、「奥行きが合うカゴやボックスが100均では見当たらない」というお悩みは、「ダブルクリップ」で解決できます。幅は合うけれど奥行きが足りないカゴやボックスをダブルクリップでつなげば、サッと引き出せて棚の奥まで使えます。手前に毎日持って行くもの、奥に時どき持って行くものを入れるようにするといいですね。我が家では、畳んだレジ袋を数枚、奥のトレーへ入れて、雨の日の靴下の替えや体育のあとの着替えを入れるのに使っています。

 

まとめ

朝の支度をサッとするには、前日の準備も大切です。帰宅したら鍵や時計はカゴへ戻す、次の日に使うハンカチを用意する、使った折り畳み傘は乾かしてフックに掛けておくなどの準備を忘れないようにしましょう。これからの季節の必需品「マスク」も、我が家では玄関に置いています。100均の「フタが立つ」シリーズの透明プラ容器は、女性・子ども用マスクのサイズにピッタリなうえ、開け閉めがしやすいので忙しい朝に助かっています。

 

 

NON(ライフオーガナイザー)

暮らしをシンプル=簡単にすることで、もっとラクに、ハッピーになれるアイデアをいつも探しています。片付け過ぎない片付け術、ラク家事、かんたん料理や手芸、子育てなどをテーマに、等身大のヒントを発信していきます。ブログは「のんびりシンプルライフ~NON*troppo」