片付け過ぎない片付け術
【片付け過ぎない片付け術13】散らかる靴を使いやすく!スッキリ収納術
2016年 11月 24日 06:30
シューズボックスからあふれて玄関に散らかった家族の「靴」は、無理矢理収納しても使いにくいもの。今回は、あふれた家族の靴を、使いやすく収めるシューズボックス活用術をご紹介します。大切なのは、全ての靴に「住所」を決めること。使いやすい場所に定位置を決めれば、靴を出してもすぐに戻せるので散らからなくなりますよ。
入りきらない靴を「チェック」したら、全部出して「分類」
玄関の広さにもよりますが、「ちょっとそこまで用」の靴以外は全部しまった状態の方がスッキリしますよね。まずは、玄関のシューズボックスに入りきらない靴が何足あるかを確認しておきましょう。次にすべての靴を出し、「人別」「季節別」普段用やお出掛け用などの「用途・使用頻度別」に分類します。家族別に分けたあと、それぞれを季節や使用頻度別に分けると分類しやすいですが、やりやすいように分ければOK。同時に靴の傷み具合や、小さくなった子ども靴もチェックし、「本当に不要な靴」は処分しましょう。
用途や季節限定の靴は、「玄関以外」へ移動してスペース確保
不要な靴を処分しても玄関のシューズボックスの容量をオーバーしているなら、冠婚葬祭用、登山用、スノーブーツのような用途の決まった靴、夏用・冬用など季節限定の靴を、箱に入れてクローゼットなどへ移動させましょう。透明な箱なら中が見えるので、使うときに探しやすくて便利です。最初に数えた「玄関のシューズボックスに入りきらない靴」の数を目安に、玄関以外の収納場所へ移動させれば、空きスペースを確保できます。
よく履く靴は出し入れしやすい場所で、ゆったり収納
通勤・通学用やママの普段用の靴など、よく履く靴は、使う人が取り出しやすい場所に収納します。パパの靴は上の方、子どもの靴は下の方などに配置すれば、自分で片付けやすくなりますね。スペースに少し余裕をもって並べると、出し入れしやすくなります。しまい込んで履く機会を逸していたけれど今後履くようにしたいと思う靴があれば、これも目に入りやすい場所に配置すると、積極的に履けるようになりますよ。
使用頻度の低い靴は、スペースを効率よく使った収納を
お出かけ用の靴は履く機会が少ないので、高い所へ収納してもOKです。収納スペースが少ない場合、靴を重ねて収納する便利グッズを使いたくなりますが、靴が出し入れしにくくなり、片付いた状態をキープしづらくなることも。空間を使いやすく、無駄なく活かすには、シューズボックスの1段に同じヒールの高さの靴を並べ、靴の高さに合わせて棚板を調節する方法がおすすめです。棚板が足りない場合や、子ども用など小さい靴の場合は、脚付き棚を使うのも1つの手です。
お手入れグッズは、カゴにまとめて一目瞭然に
シューズボックスのスペースに余裕があれば、靴磨きスポンジや防水スプレーなどのお手入れグッズも入れておきたいですね。グッズを棚へそのまま詰め込んでしまうと、奥の方が見えにくく取り出しにくいので、シューズボックスの奥行きに合ったカゴなどに入れましょう。引き出せば一目で見渡せて、取り出しやすくなりますよ。我が家では古着を切った使い捨てウエスも一緒に入れています。靴のお手入れは座って作業することが多いので、下の段に収納するといいでしょう。
まとめ
靴は脱いだあとすぐに収納すると湿気や臭いがこもるので、夜の間は出しておいて、朝シューズボックスにしまうなどの、収納サイクルを決めるといいですね。また、新しい靴を買うのは収納場所を確保してからにしましょう。これ以上空けられない、というときは、履かなくなった靴を一足処分するくらいの気持ちでいれば、スッキリした玄関が保てますよ。