ぷーこの家電日記
第545回
寒くなると「着る服ない問題」救ってくれたのはワークマン
2024年11月15日 07:05
毎年この季節になると「着る服がない問題」に直面する。去年も一昨年も何かしら服は着ていたであろうが、なぜか着る服がないのだ(笑)。別に捨てたわけでもなければ、クローゼットがすっきり空っぽというわけでもない。だがしかし「着る服がない」のである。
気温が落ち着かないので丁度いい感じが分からないというのもあるのだけれど、決してそれだけではない。その点、パンツを履いてシャツを1枚着ておけばいい夏はかなり楽だった。長い長い夏を、何も考えずにシャツかTシャツを着さえすれば過ごせた夏を過ごした後だからか、「何を着れば良いの?」「重ね着ってなんだっけ?」みたいな感じで、本当に毎日困る。
そして「着る服がなくて困る」問題は年々大きくなってくるように感じる。元々全然オシャレな人間ではないが、それなりに自分が好きな服を着たいがままに着ていた。そんな我が道を行く私でも、「好きだけど圧倒的に似合わなさすぎる」とかは流石に分かっているので、自分なりの境界というか制限はあるのだ。
それが加齢と共に体型が大きく変化していき、どんな服も似合わなくなってしまっていて、本当に困る。加齢は言い訳で、自分の怠惰ゆえの結果でしかないのだけれど、何をどう着こなせば良いかちっとも分からない。
その体型をカバーするために、長袖のシャツの上からちょっと大きめでかつ長めのカーディガンなんて羽織っていることが多かった気がするけれど、まぁ全然カバーしきれていない上に何ともいえない野暮ったさが我ながら切ない。
そしてファッションに対して貧乏性というかケチなのだ。着飾り甲斐のない自分に対してお金をかけるのが勿体無いと感じてしまう。それが野暮ったさを加速している感は否めない。そして「ねー! 見てみて! これいくらでしょー? 980円でしたー!」なんて、どこぞのおばちゃんみたいなおばちゃんにしっかり仕上がってしまっているのである(笑)。
何かと似合わない&自分にケチ問題と同じくらいに頭を悩ませるのは、室内と外の気温差が大きすぎ問題だ。普段は室内の仕事だから、外に出るとしたら通勤だとか買い物だとか、そんな程度。真冬にものすごく寒かったとしても、オフィスの中は暖かい。むしろ暑がりの私には暑すぎるくらい暖かい。
寒さ対策で裏起毛の服とか着込んでしまった日には汗が止まらないし、それが原因で蕁麻疹が出たりする。移動時の外の寒さに耐えつつも、アウターを脱いだらさらっと爽やかな春くらいの格好をしていなくてはいけないというのはこれまた結構難しい。
体型を隠しつつ室内ではさらっと爽やかを両立するための格好が、長袖シャツの上に長袖のカーディガンかシャツワンピなどを羽織りつつ、外に出る時は厚めのロングコート、というのがこれまでの私の冬スタイルだった気がするのだけれど、今年はもう1つ由々しき問題が私の中で発生している。それが「自転車に乗る」問題である。
今年の夏に晴れてe-bikeを買った私の主な移動手段は自転車だ。ギューギューで殺伐とした満員電車から解放され、ちょっと小道に入って寄り道なんかもできてとにかく快適だ。そして今はまだギリギリ、最高に気持ちが良い季節。とはいえ、真冬の自転車は恐ろしく寒い。でもあんなに楽しくてあんなに便利な乗り物、寒いからといって諦めたくない。真冬でもe-bikeは乗っていたい!
しっかり防寒しなければいけないだけじゃなく、今まで着ていたような服だと車輪に巻き込まれてしまう危険があるので、ヒラヒラの長い丈の服なんてもってのほかだ。まずはとにかく暖かくて丈が長すぎないアウターが必要だ。
そして冬用の手袋。髪が短く両耳も出ているので耳あても必要だけれど、自転車で走ると顔も寒いので、耳だけじゃなくて顔全体をカバーできるものが良い。裏起毛のパンツなんて履いてたら日中暑すぎて耐えられなさそうなので、足元はどうしたらいいんだ? と、ただでさえ冬ファッションは難しいのに、頭が痛い。
寒くなり始めてちょっと焦り、ひたすら色々ネットを徘徊したりしながら探していたけれど、最後に辿り着いたのはワークマン。畑着などでめちゃくちゃお世話になっていたはずなのに忘れていた! 機能性はもちろんのこと、ファッショナボーで普段着にも全然OK! さらに自分ファッションにケチな私にも優しい価格。まじで神だワークマン!
ワークマンには「裏アルミ防寒シリーズ」という最強に暖かい防寒ウェアのシリーズがある。服の裏側にアルミプリント加工を施すことで、服から自分の体温を逃がさす魔法瓶と同じような効果が期待されるという、かなり大好評のシリーズだ! 自転車を漕ぎながら温まった自分の体温で自分を温めるとか、もうよく分からないけど超SDGs! 凄い!
そしてパンツも、普段の薄めのパンツの上に裏アルミのフュージョンダウンライトパンツを重ね履きすれば、凄い暖かいはずだ。目的地に着いたらサッと脱いで、付属の収納袋に入れちゃえば嵩張らない。フュージョンダウンスタンドブルゾンと上下で全身裏アルミの防寒が完成である!
冬のファッションは地味なものが多く、夜に車を運転している時に急に現れる自転車に怖い思いをよくするので、自転車に乗るならやっぱり明るい色がいいよねと、見た目よりも機能性を優先して派手色を選択。そして耳あて&ネックウォーマー&フェイスカバーが一体になった帽子をAmazonで買って冬服(外専用)は完成したのであります。
全身コーデがもうオシャレとは対角すぎて面白いくらいだけれど、どうせ外にいるのは移動時だけ。室内にいるときはそもそもが暖かいので、別にTシャツ着てればいっかー。と、無地の長袖Tシャツ3枚セットを2,000円で買って、冬の「着る服どうしよう」の悩みを強引に終結させた私なのでありました(笑)。