ぷーこの家電日記

第262回

ぷーこのだらだら寝正月。明けましておめでとうございます!

 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします! なぁんて書きながら、「お、おぉっぷ。もう年末年始が終わった? まじ!?」という気分。ボーゼンとしながら、まるでワープした(表現が昭和! もう平成も終わるよ!)ような年末年始の日々に反省しつつ、「休みになったらやりたい!」を1つも達成することなく、ただの寝正月で終わってしまった自分に呆れております。

 まぁ、そういうやりたいと思いながらやらなかった事って、結局は本気でやりたかったわけではなく、日常からの現実逃避か、「やらなきゃいけない」とか「こんな自分でありたい」の延長なんだろうなとしみじみ思うワケです。そして、いざ自分に時間ができた時に、それに手を付けるのも億劫で、何も手を付けずに必要以上にグウタラ過ごしてしまうのは、私のダメな所でやりがちな事。根っからのグウタラ人間に我ながら悲しくなっちゃう!

 今年は10月にちょっとだけ帰省したので、年末年始は帰省もせず、家でのんびり。私達夫婦のお互いの兄弟が子どもを連れて帰省するらしいから、まぁいっかーの算段。私の両親は初孫と初めて長く過ごす年末年始で、もう嬉しさが溢れ出して止まらなくなったようで、年末の挨拶の電話から喜びがこぼれ落ちそうだった(笑)。

 義姉が滞在中送ってきてくれた写真には、ベビーマットが敷き詰められ、ベビー家具も準備して、もう実家がリフォーム並みに変わっていて、そこに満面の笑みで孫を見る我が両親の姿。思わず爆笑してしまった。

 2018年は初孫が産まれ、両親は嬉しくて仕方がないけれど、この1年で1度上京してきただけだし、その時もホテルに2泊してサクッと帰って行った。いつも「頼まれたら何でもするけど、言われなかったら何も手を出さないわ」と言っていて、なかなかいい距離感を保っているようだ。

 義姉が毎日絵日記のように写真を送ってくれるらしくて、その写真を楽しむために、父はタブレットを買っていた。前回帰った時に綺麗にフォルダ整理された孫写真集を、得意げにスワイプしながら見せてくれた(笑)。老人のIT好奇心さえもくすぐる孫パワーすごい!

 そして、日々写真を送ってきてくれる上に、慣れない義実家での長期滞在に「ゆっくりさせてもらってるし楽しいよ」と言ってくれる義姉にマジで感謝。義実家への帰省にめっちゃ憂鬱になっている友人が私の近くにも少なからずいるので、「ストレス溜まるだろうなぁ」と、義姉の事が1番心配だったんだけど、小姑の私が色々言うほうがもっと煩わしいだろうなと思って、「ありがとうね」くらいしか言えなかった。新年のご挨拶に感謝を込めて、今度何か送っておこう(笑)。

 夫の実家にも、孫を連れて義妹家族が帰省して、賑やかなお正月を過ごしたようだ。帰ってきたら忙しいだろうと、みんなが帰ってくる前日に年末のご挨拶の電話をかけた。

 義母は喋り出したら止まらないから、1度電話するといつも2時間コース(笑)。義母がと言うよりも、私と義母の2人が喋り出したら止まらないのだ。なので、夫は横でほぼ座っているだけ。スピーカーで通話しているのだけれど、夫は途中で相槌打つのも忘れる、というかやめちゃって、電話を切った後に「女の人ってスゴいね……」と、感心しているんだか呆れているんだか、はたまた怯えているんだか分からないような感じで言われる(笑)。義実家に泊まっている時も、夫は1人でさっさと寝てしまって、私と義母がお喋りして夜更かしって感じだ(笑)。

 ご挨拶も終わったし、あとはもうゆっくりということで、本当にただ飲んで食べて寝て起きて……という、人様にお見せできないような、だらけた数日を過ごした。

 お正月の楽しみは、私はナマコ。大好きな赤ナマコをたくさん買い込んで、3日間かけてしっかり堪能。そして夫の楽しみは数の子。数の子大好きなのに、毎年お正月の時期にしか食べないという意味不明なマイルールがあるらしい。他の時期は何故か絶対に食べないのだ。なので、ここぞとばかりにスゴい量を食べていた。

 あとはハム。ハムは正月以外でも食べなくはないけれど、お正月にはハムを何種類も買ってひたすら食べる夫。お陰様で、感化されて私もお正月に食べるハムが楽しみで仕方がなくなっている(笑)。

 お雑煮は夫実家スタイルのブリが入った博多雑煮。私の実家は鶏肉とみつばが入ったお雑煮で、こちらも好きだけれど、結婚して初めて義実家で頂いた博多雑煮がとっても美味しくて、夫も楽しみにしているから、そっちに寄せてみた。2つの文化が入り混じって、いいとこ取りして、自分達スタイルの独自文化を作っていくのって、とっても不思議で面白いなぁと思う2人だけのお正月なのです。

 あと、私がお正月になると手を出してしまうのが福袋。今はネットショッピングも盛んだし、いつでも結構安く買えたりするから昔ほど福袋熱は無くなってしまったけれど、お正月になると何となくソワソワ福袋が欲しくなる(笑)。

 そんな私に感化されたのか、「今年は福袋でも買ってみようかな」なぁんて夫も言い出した。色々見て回って、特に欲しいものも無かったらしく、「まぁ、いっかー」ってなってたけれど(笑)。

 私はここ数年買っているグラニフの福袋を自分用と夫用に2つ買った。この福袋はいつも本当にお得で、そして可愛い。今年も大満足の内容だった! あとは、去年も買った、福袋というよりもくじに近い感じのワインを1本。100本弱の中に1本ドンペリ入ってます、みたいな紙袋入りのワインで、1本2千円。前回買った時、そこそこいいワインが入っていたんだ! 今回もワクワクしながら買ってみた。ワクワクしながら開封すると、ドンペリじゃなかったものの、販売価格6千円弱の、おそらくドンペリに続く2番目にいいワインが入っていて、今年も幸先いいぞー!

 そんなこんなで、まだお正月気分が抜け切っていないわたくしですが、今年も楽しい1年を存分に過ごしていきたいなと思っております。今年もどうぞよろしくお願いしまーす!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。