ぷーこの家電日記

第261回

ファミコン世代の大人がハマる! 正月は多分アイロンビーズにどっぷり

 週末は予定通り、姪っ子家族とクリスマスパーティー&お泊まり会。てんこ盛りのご馳走食べて、いつものようにUNOしたりトランプしたりスゴロクしたりと、「今夜は特別」とちょっと夜更かししてめちゃくちゃ遊んだ。

 ちょっと前に友人がFacebookで紹介してた「はぁって言うゲーム」が面白そうだなって思って買っておいたら、こちらもめちゃくちゃ盛り上がった! 引いたカードが「はぁ」だった場合に、怒ってる「はぁ」なのか、感心している「はぁ」なのか失恋したときの「はぁ」なのか、みんなで当て合うゲームなんだけれど、小学1年生の姪っ子もめっちゃ女優(笑)。

 色んなカードを演じ分けて、みんなで爆笑! ちょっとクールな義弟も真剣に演じたりするもんだから、そのギャップにもこれまた大爆笑。パーティーゲームにピッタリでなかなかオススメだ。次回集まる時もやる予定だけど、友人と新年会の時にも持って行こうかな。

 そして、クリスマスプレゼントのリクエストがあったアイロンビーズも喜んで貰えた。早速「一緒にやろー!」と、一緒に作ることに。姪っ子はポケモンが好きで全部キャラクターを覚えているくらい。

 それでポケモンのキャラクターを作りたかったようで、義妹が事前にキャラクターの図案をいくつか印刷して持って来ていたので、その図案に合わせて作ること数十分。アイロンがけは「大人の仕事」という事で、義妹担当だけど、あっという間にキャラクターが出来上がった。当の私は何のポケモンかはすでに忘れたというか覚えられない(笑)。

 私が知っているキャラクターで、「イーブイ作ってー」と言うと、「いいよー!」と早速作ってくれる。私が作った何か忘れたキャラクターも「上手だねー! カワイイねー!」と褒めてくれる。昔から姪っ子は褒め上手なのだ!

 いくつか作った後、姪っ子は結構満足して、別の遊びを始めたのだけれど、ここで完全にハマってしまったのは我々大人達。ドット絵風のアイロンビーズが可愛すぎて、「めっちゃカワイイねー! この壁一面をマリオ世界にしたい!」などと私が言い出して、みんなでスーパーマリオのキャラクターを作り始めた。

 マリオにピーチ姫に土管にレンガ。そう、私達はドンピシャでファミコン世代なのである。2年前にニンテンドークラシックミニを買って夜通し遊んだ時を思い出して「またマリオしたいねー!」などと言いながら、アイロンビーズを作りまくる私たち。

 2泊のお泊まりの後、姪っ子家族は帰って行ったんだけれど、夫に「ねぇ、今からトイザらス行くよ!」と、アイロンビーズを買い出しに出かけた。Amazonで注文したら届くのは早くても翌日。「今夜も作りたいの!」と、待ちきれず車で出かけた。借りている畑と家の間にトイザらスがある事を覚えておいてよかった!

 畑に行って夕飯用に大根を1本抜いて、トイザらスに寄って大量に入ったアイロンビーズを大人買いで2つ買ってホクホクと帰宅。大人って楽しい(笑)。

 夜は夫婦2人で黙々と作り上げていく。昔からパズル雑誌のイラストパズルが大好きな私には、アイロンビーズにハマる素質があり過ぎたのだ。でも今は既に妙齢の我々。しばらく経つと「腰が痛いー!」「肩が痛いー!」と、集中しすぎて全身バッキバキ! 楽しいのに苦行みたいな状況に2人してぐったり(笑)。

 「よし、今日はこの辺で勘弁しといてやるー!」なぁんて言いながらお開きとなりました。それからは、毎晩小さなものを2個ずつくらい作ってる。たくさん出来たら、トイレをマリオ部屋みたいな感じで飾り付ける予定。そして明日から正月休みに突入だ! おせち食べながらお酒飲みながらアイロンビーズしてたら、あっという間にお休み終わっちゃうんだろうなぁ(笑)、あぁ時間泥棒め。でも楽しみ! こんなグダグダ過ごすお正月も悪くないよねと、めちゃくちゃわくわくしております。

 今年も1年間お世話になりました! 年末年始はめちゃくちゃ冷え込むらしいので、みなさま風邪などひかぬよう、良いお年をお過ごしくださいませ!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。