ぷーこの家電日記

第263回

真冬なのに夏野菜を準備、今年は豊作を目指すぞー!

 寒くて寒くてお布団から出られないよー! お布団が離してくれないの。と、いう感じですが、やっとで年明けモードから日常生活に戻ってきた感がある。あれ? お休みどこに行っちゃったのかなーというくらいあっという間に年末年始が過ぎたのに、体は結構お休みモードになっていたらしい。

 気を付けなきゃすぐに夜型になってしまう私。昼までダラダラ寝ちゃったりするもんだから、完全に「社会的時差ボケ」と言われる時差ボケ症状になっちゃって結構しんどかった。週末も夏だったら暑くならないうちに畑仕事しなきゃ! ってなるのに、冬だし昼頃から活動でいっかーとなっちゃうのがどうもダメらしい。今年の第1目標はまず「規則正しい生活」だな。

 そんな真冬真っ只中だけれど、そろそろ夏野菜の準備を始めなきゃいけないので、急に忙しくなってきた。忙しいと言っても、あくまで猫の額ほどの貸し農園でやる趣味の家庭菜園だけど(笑)。夏野菜の収穫はもちろん夏だけれど、早いもので2月くらいから播種(種まき)が始まるのだ。そして苗まで育ててから植え付けをする事になる。外は寒いので、家の中で苗を育てたり、発芽温度が高めのものはヨーグルトメーカーを使って発芽させたりする。

 「これが終わったら次はこれ!」と追われるように芽出しさせたり、「芽が出なかったら困るし」と多めに撒いたら苗を作り過ぎちゃったり、のんびりしてたら時期を逃しそうになって焦ったり、苗のポットを置く場所が無くなったり、植える場所が無くなったり……。マルチタスクで考えることが沢山ありすぎて、家庭菜園初心者には結構脳みそ使う。畑の冬野菜を撤去して土作りも始めなきゃいけないし、あ、肥料も作らなきゃ。もう大変大変楽しい!

 まずは何を育てようか、種メーカーのカタログ雑誌を真剣に見て印を付けたり、もう私の夏は始まっているのだ。大体作るものは決めたものの、それが小さな畑の中に全部収まるかをちゃんと考えて注文せねば(笑)。

 去年の夏野菜は、マンションのベランダでプランターやペットボトルを使った水耕栽培でやっていて、秋から畑を借りて農園デビュー。という事で、畑で作る初めての夏野菜になる。冬野菜の成長に「大地って凄い」と、めっちゃくちゃ感動したのだけれど、これは夏野菜も期待できるはず!

 根の張り方が違うのと、花粉を運んでくれる虫たちの活躍で、プランターで失敗したカボチャなんかも今年は上手く行くといいなーと思っているところ。ここまでの話は播種の事だったけれど、他にも植え付けに追肥に草むしりと、週末ガーデナーの私には栽培計画に不安も拭えない。助手の夫の手を借りて雑草と戦いつつ、計画的に栽培を完遂したいのだ!

 種まき計画だけで既に脳みそ溶けそうになってきたので、栽培計画や作業内容を管理できるアプリを探しているんだけれど、どうにもしっくりくるものがない。大型農場向けの本格アプリか、個人向けだけれど完成度低いと言うか使い勝手も機能もイマイチと言うか……。エクセル管理とかはもう嫌なんだよなぁ。まぁ私の栽培規模だったら、簡単なエクセルマクロとかでも十分かもしれないけれど(笑)。有料無料問わず、オススメあったら是非とも教えてほしいー!

 そしてそしてこれまた取らぬ狸の皮算用で、ざっくざく採れるであろう夏野菜、今年は夏に「冷凍庫」を是非とも買いたいのだ。沢山採れたトマトをピューレにしておいたり、ジェノベーゼソースたっぷり作ってストックしたりなど、自家菜園をじっくり食べ尽くすのだ!さっと茹でて冷凍野菜として保存しておいて、いつでも使える自家製冷凍野菜なんて最高の贅沢。家の冷蔵庫の冷凍室じゃもう容量足りないって程採れるはず(笑)。

 狙っているのはALLEGiA(アレジア)の107Lの冷凍庫。前開きで4段の引き出しになっているのが嬉しい。上開きの冷凍庫だったら、絶対に「あれ? これいつの何?」という事が起きるだろう私。前開き冷凍庫欲しい。

 まぁ待て。とにかくまずは植えてからだ! ということで、夏野菜の準備ができて、冬も終わって暖かくなって畑が賑やかになったら買っちゃうぞとお気に入りに入れて、ひとまず今月中に栽培計画を立てて夏に向かって始動し始めまーす! 家庭菜園楽しいよ!

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。