ぷーこの家電日記

第206回

勢いで買っちゃったストウブの小さめお鍋が大活躍の予感!

 先週末に、とうとう今年の野球シーズンが終わってしまった! 本連載でも何度も登場している私のホークス愛。今年は涙涙の日本一! ベイスターズも本当に強くて、最終戦では本当に死闘と呼ぶにふさわしいすんばらしい試合で、見ているだけでぐったり。3kgくらい痩せた気分。痩せてはないんだけれど(笑)。地上波での中継が終了した後に、スポナビライブに切り替えて、ビールかけまで見て、夜中に就寝しました。

 そんな翌日、興奮冷めやらぬまま、「優勝セール行きたい!」とうずうずしてた私。地元福岡にいたら、きっとどこもここも、優勝セールで沸いているんだろうなぁ。新天町なんて歩きながら、応援歌を浴びるように聞きたい(笑)。私もこの優勝気分を満喫したい!とソワソワウズウズ。

 そんな中、ソフトバンクショップに行かなきゃいけない事を思い出した。つい最近、通信量の多いプランに変えたんだけど、その際にテザリングオプションを付けていなかった。有料オプションなので、使う必要性が出たときに付けようと思っていたんだ。使いたいタイミングは早々にやって来て、オプション申し込みをしようと思ったら、どうしてもオンラインで変更が出来ない。出来るのかもれないけれど、何度見ても私はそこにたどり着けなくて、諦めてショップに行こうと思ってたんだ。

 きっとソフトバンクショップくらいは、何となくおめでとう感出てるかなと、ちょっと期待。携帯ショップって結構待たされるので、なるべく行きたくない場所なんだけど、この日ばかりは自ら進んで楽しみに向かった。

 が、が、が……。ホークスのホの字も書いてないし、もちろんユニフォームなんて着てる訳もないし、ましてキャンペーンとかやってるはずもない。勝手に期待して勝手に裏切られる私(笑)。なーんだと思いながら、長い順番待ちをスマホいじりながら待つ。そこで、優勝セールに沸くヤフーショッピングが、私の心にダイレクトで突き刺さる。だよねー? めでたいよねー? なぁんて思いつつ、気持ちが大きくなる。

 「欲しい。欲しい。いや、でも買わないぞ」と、数カ月前から何とか誘惑に勝ってきたStaub(ストウブ)の鍋を、ソフトバンクショップの待ち時間にぽーんと買ってしまった(笑)。本当にどんな原理なんだろうか。

 帰宅して、「ソフトバンクショップでテザリングオプション追加の手続きしてきたー。そしてかくがくしかじかでお鍋買っちゃったー」と言う私に、夫は「それは、どうゆうこと……。ま、まぁ買うよね」などと、失笑しつつも、欲しいなーとずっと言っていたので「いずれ買うだろう」と察しはついていたようである(笑)。

 そして翌日早速手元に届いたお鍋。ストウブの17cmオーバルピッグココット。可愛いから豚の蓋のピッグココットにしたけれど、ピコ(蓋のポチポチ突起)が付いてないので、通常のピコココットの方がよかったかなぁ……。なんて後で思ったり。

 でもでも、はぁ、素敵! ストウブのお鍋は見た目も機能も最高すぎて、大好き!とは言え、我が家には26cmの大きめのお鍋が1つあるだけだった。数カ月前に友達とご飯を食べに行ったお店で、小さなオーバルのお鍋で炊いた炊き込みご飯がめっちゃくちゃ美味しくて、それからそのお鍋が気になって気になって仕方が無かったんだ。

 なので、届いたらしばらく毎日炊き込みご飯するぞー! と完全に炊き込みご飯気分。ご飯1合炊くと、2人分に丁度いい。鍋のまま食卓に出しても可愛いし、炊きたてのサイコーだし、炊き込みご飯がそもそもサイコーなのだ! 食べ過ぎる心配も無いので、晩ご飯には都度炊いて出来立てを食べるのも悪く無いなとウキウキ。

 「今夜は何ご飯にしようかな」なんて考えながら仕事から帰り、下準備をして夫の帰宅のタイミングに合わせて炊く。「なんだか凄い『丁寧な暮らし』をしてる人みたいー!!!」と、自分自身にもテンションが上がる(笑)。このお鍋でご飯を出した初日、「この鍋買ってよかったねー!」と、夫が言うくらいにストウブご飯は大好評!やったね!

 ところが、「毎晩炊きたての炊き込みご飯わっくわく」作戦に潜んでた落とし穴に速攻で落ちてしまった。

 普段、あらかじめ「今日は遅くなる」と言ってた日以外は結構帰宅が早い夫。そんな夫が珍しく予定外に仕事で遅くなって、日付が変わる直前に帰ってきたのだ。早くからご飯気分の私は腹ペコで倒れそうだし、先に済ませちゃおうかなと思っても、冷めた半合のご飯を取っておくのも忍びない。お腹空いたー!と、悶えながら待つ時間の長いこと!

 そんな時はどうしたらいいんじゃろ。と、まだまだ試行錯誤が必要なストウブ使い(スタンド使い的に言ってみたかっただけ 笑)なのであります。

 炊き込みご飯ブームが落ち着いたら、次は食べきりのパンにでもハマろうかなー。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。