美味しく「手抜き」クッキング

第21回

味付けは塩とゴマ油だけ。1品足りないときにもサッと作れる「もやしナムル」

手軽に作れるナムルは常備菜として重宝します

冷蔵庫にあるとうれしい常備菜ですが、まとめて作るのはなかなか大変だったりします。今回は茹でて塩とゴマ油で味付けするだけの「もやしナムル」をご紹介します。基本の作り方のほかに、味付けのアレンジとナムルにおすすめの野菜も併せてご紹介します。

そのまま食べても良し、アレンジしても良しの常備菜が冷蔵庫にあると便利ですよね。ナムルは食べ続けても飽きにくい、シンプルな味付けです。1度作れば調味料の目安が分かり、慣れてきたら目分量で作れるようになりますよ。

基本の材料

<材料(1~2人分)>
・もやし:1袋(200g)
・塩:小さじ1/2
・ゴマ油:小さじ1

<材料の注意事項>
・もやしのひげ根が気になる場合は、ひげ根が取り除かれたものを購入すると便利です。

3つの材料で作ります

もやしを茹でる

もやしは水でよく洗い、ザルで水を切ります。鍋にもやしを入れ、ひたひたの水を加えて中火に掛けましょう。沸騰したら火を弱火にして1分ほど茹で、ザルに上げて水をしっかり切ります。

もやしは水から茹でます

調味料で和える

ボウルや保存容器にもやしを移し、塩、ゴマ油を加え、混ぜ合わせます。味見をして薄いと感じたら塩を加え、好みの味に調整したら完成です。

作り置きにする場合は、保冷剤で保存容器を冷やすなどして、粗熱を速やかに取りましょう。冷蔵庫で保存し、3日以内に食べ切ります。そのまま食べるほかに、ラーメンのトッピングや、溶き卵と一緒に炒めて食べるのもおすすめです。

茹で上がったもやしの水分をしっかりと切ると、味が薄くなりません

調味料を加えて味をアレンジ

基本のもやしナムルに調味料をプラスすると、気分に合わせて味をアレンジできます。ガッツリとした味にするなら「すりおろしニンニク:小さじ1/2」、うま味をプラスするなら「顆粒の鶏ガラスープの素:小さじ1/2」、ピリ辛にするなら「豆板醤:小さじ1/2」を加えましょう。

調味料を加えると、違った味わいになります

もやしのほかにナムルにおすすめの野菜

ブロッコリー、オクラ、ニンジン、パプリカ、ホウレン草がナムルにおすすめです。作り方はもやしと同じで、下茹でしたあと水分をしっかりと切り、塩、ゴマ油で和えます。茹でる分量に合わせて、調味料の量は加減しましょう。

色鮮やかな野菜で作ると、食卓が華やかになります

じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。