美味しく「手抜き」クッキング
第11回
オーブントースターと食パンで、お手軽「キッシュ風トースト」。いろんなアレンジも
2020年5月8日 06:30
デリやカフェでおなじみのキッシュ。美味しくておしゃれですが、パイ生地やタルト生地に具材を入れ、オーブンで焼き上げるため、自宅で作ろうとすると手間が掛かります。
今回は、パイ生地の替わりに食パンを使い、オーブントースターで焼く「キッシュ風トースト」をご紹介します。具材は冷凍野菜を使って、気軽に作ってみましょう。
基本の材料
<材料(1人分)>
・食パン5枚切り:1枚
・冷凍ホウレン草:約20g
・薄切りベーコン(ハーフサイズ):2枚
・卵Lサイズ:1個
・牛乳:大さじ1
・塩、コショウ:少々
<材料の注意事項>
・冷凍ホウレン草や薄切りベーコンの分量は、好みで調整します
・ホウレン草とベーコンがミックスされた冷凍食品もあり、こちらを使うのも便利です
・卵はMサイズを使うと、具材の部分が薄くなります
具材の下ごしらえ
薄切りベーコンは、キッチンバサミや包丁で短冊切りにします。耐熱皿に冷凍ホウレン草、短冊切りにしたベーコンを乗せ、ふわっとラップを掛けたら、600Wの電子レンジで10秒加熱しましょう。取り出してホウレン草がまだ凍っていれば、様子を見ながら10秒ずつ再加熱します。
また、別の容器やボウルを用意し、卵、牛乳、塩、コショウを入れて混ぜ合わせておきます。
食パンをくぼませる
まず、アルミホイルを食パンの約1.5倍の長さに切り、その上に食パンを乗せます。トースター専用のトレーがあれば、その上にアルミホイルを広げましょう。
次に、食パンの中央をくぼませていきます。スプーンの底をパンの耳の脇に押し付けて一周します。さらに内側の面を、スプーンの底や指で押してくぼませます。
パンの弾力でくぼみが戻ってしまうことがあるので、しっかりと押しつけるのがポイントです。
食パンに具材を乗せる
食パンのくぼみにホウレン草、ベーコンを広げて乗せます。そして食パンの中央部分から卵を少しずつ流し入れましょう。
卵は、パンの耳の高さよりも1~2mm下を目安にして流し入れます。これはオーブントースターで焼き上げている間に卵が少し膨らみ、食パンから卵があふれだすのを防ぐためです。
オーブントースターで焼く
アルミホイルの4辺を折り曲げ、さらにパンの耳を隠すように包んだら、オーブントースターで7~8分焼き上げます。
アルミホイルでパンの耳を隠すことで、具材に火が通る前に焦げてしまうのを防ぎます。また食パンをアルミホイルで包むと、卵が染み出たり、あふれたりしても、オーブントースターが汚れず安心です。