調理の下処理
卵でごはんをコーティング! ベチャッとならない「パラパラチャーハン」の作り方
第81回
2019年1月25日 06:00
お店で食べるようなパラパラしたチャーハンを作りたいのに、ごはんがベチャッとしてしまうことはありませんか? ごはんをべたつかせないためには、コツがあります。そこで、手に入りやすい材料を使った「パラパラチャーハン」の作り方をご紹介します。ごはんをパラパラにするコツをつかんで、お好みの具材で作ってみてくださいね。
シンプルな材料でパラパラチャーハンに挑戦
チャーハンに合わせる具材は、肉や魚介類などさまざまですね。パラパラチャーハンにするには、具材とごはんを別々に炒めて、最後に合わせるのがコツです。今回は、ネギとハムを入れたシンプルなチャーハンの材料をご紹介します。
材料を全て準備して炒めるだけにする
まず、材料を全て準備しておきます。ネギはみじん切り、ハムは短冊切りにし、醤油と鶏ガラスープの素を混ぜ合わせておきましょう。ごはんに溶き卵を流し掛け、ごはん1粒ずつに絡めておきます。ごはんは、冷やごはんを使うと粘りが少ないため、温かいごはんよりもパラパラになりやすいですよ。冷やごはんがなければ、温かいごはんでも大丈夫です。
混ぜすぎに注意してごはんの表面を焼き固める
フライパンへ油を引き、ネギとハムを炒め、火が通ったら1度取り出しましょう。油を引いたフライパンに、卵を絡めたごはんを広げ、混ぜずに約30秒おきます。フライパンに接しているごはんに火が通ったら裏返すようにして混ぜ、フライパンへ広げます。同じことを何度か繰り返して、卵でコーティングされたごはんの表面を焼き固めていきましょう。
ごはんを混ぜ続けないのは、焼き固まる前だと粘りがでてベチャッとしやすくなるからです。ごはんに火が通ったら、ネギとハムをフライパンに戻し、醤油に鶏ガラスープの素を混ぜたタレを回し掛けて混ぜ合わせます。塩、コショウで味を調えたら完成です。