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材料2つを混ぜるだけ!アロマの「ヘアオイル」で髪のツヤを取り戻そう♪

パサつく髪の毛のツヤを取り戻したい…今日は、材料2つを混ぜるだけの簡単ヘアオイルをご紹介します。入浴後の生乾きの髪にも、乾いた髪にも使える、とても便利なアイテムですよ。

 

年齢とともに髪の毛にツヤがなくなるのはナゼ?

「髪のツヤ」とは、髪の毛に光が当たり、キューティクルに反射して輝いて見える状態のこと。しかしカラーリングなどで傷んだ髪の毛は、キューティクルが荒れた状態なのでうまく光を反射できず、ツヤがなくなってしまいます。ほかにも、加齢により頭皮の血流が悪くなって毛根がゆがみ、くせ毛のようなうねりのある髪になると、美しいツヤが出なくなってしまいます。今回は、髪の毛のキューティクルを調えてくれる、ヘアオイルの作り方をご紹介します。

 

材料と使い方

<材料((100ml分))>

アルガン油:100ml
ラベンダー精油:5滴

 

アロマテラピーの専門店やネットショップなどで販売されているアルガン油100mlにラベンダー精油5滴を混ぜると、アロマの香るヘアオイルの出来上がりです!使い方も簡単。入浴後、タオルドライした生乾きの髪へ、小さじ3分の1程度のヘアオイルを手に取り、全体に馴染ませてからドライヤーで乾かします。このときの注意点は、風を頭皮から毛先の方へ向かって風を当てること。キューティクルは毛根から毛先へ向かって魚のうろこ状に構成されているので、流れに沿って風を当てるようにすると良いのです。朝も、クシ通りを良くするためにヘアオイル小さじ3分の1ほど手に取り、全体に馴染ませブラッシングするとキューティクルが整い、髪の毛にツヤが戻りますよ。作ったオイルは常温で保存可能です。安定性の高いオイルではありますが、6カ月以内に使い切りましょう。

 

アルガン油って?使ったあとベタベタしないの?

アルガン油は、アルガンと呼ばれる乾燥に非常に強い木の種から採取するオイルです。人の皮脂成分に近い性質を持ち、素早く髪の毛や肌に浸透する特徴があるので、高い保湿力をもちながら、使ったあとも髪の毛がベタつくことがありません。使用する精油はラベンダーのほか、華やかな香りのイランイランやローズオットー、ゼラニウムなどをお好みで使ってOKです。ただし、光毒性のある柑橘系の精油は控えましょう。

 

まとめ

髪の毛のツヤが減ってきても、「もう歳だから」って諦めていませんか?アロマを使ったケアオイルでツヤを取り戻せると、メイクもオシャレも、もっと楽しくなりますよ。さらに、すれ違いざまにいい香りがすると、周りの人に印象に残りやいというオマケも。簡単なのでぜひトライしてみてくださいね。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。