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お気に入りブーツをしまうなら、アロマで「カビ防止」「消臭」の一石二鳥♪

長期間使用しない靴やブーツの収納にも、アロマが活躍してくれます。今回は、新聞と精油だけでカビを防ぎながら下駄箱の匂いを軽減できるアロマ活用法をご紹介します。アロマをとっても簡単な方法で取り入れて、お気に入りの靴を守りましょう。

 

保管中の靴はどうして臭ったりカビたりしやすいの?

長期間使用しない靴は、乾かしてから片付けているつもりでも、カビや臭いが気になることありますよね。夏など蒸し暑い時期は、下駄箱の通気性が悪く高温多湿になるため、乾燥させた靴でも残った菌が増殖してしまうことがあります。これが、靴にカビが発生したり下駄箱が臭う原因です。そこで、今回はアロマを使った、カビと臭いを防ぐ方法をご紹介します。

 

靴を収納するときのアロマの使い方

新聞紙を、靴の中へ入れやすい適当な大きさにやぶって丸めます。そこへ、タイム、クローブ、ラベンダーの精油を2滴ずつたらし、靴の中へ詰めます。靴の先までしっかり詰め込むのがコツですよ。精油の使用量は、靴片方につき合計6滴です。

 

どうしてタイム、クローブ、ラベンダーを使うの?

タイムに含まれる「タイムチモール」と、クローブに含まれる「オイゲノール」は精油のなかでも特に抗菌、抗真菌作用が非常に強いことで知られており、雑菌とカビの繁殖を抑えるのに役立つ精油です。さらに、香りに持続力があるので、次のシーズンまでの間に何度も精油を足す必要がありません。しかし、とても刺激的でスパイシーな香りなので、ここへラベンダーの香りを足すことで、全体をまろやかに調和するブレンドにしました。お好みでほかの精油を足してもいいですよ。今回はお肌に直接つける使い方ではないので、好きな精油で好みの香りに仕上げてみてください。

 

まとめ

使用する季節が限られた靴や冠婚葬祭用の靴など、久しぶりに使おうと思ったときにカビを見つけて焦ったりすることがないよう、抗菌対策にアロマが使えることを知っておくと便利ですよ。カビを抑え、靴の嫌な臭いを軽減し、パっとお玄関を開けたときにアロマの香りがしたら一石三鳥ですね!簡単なのでぜひお試しください。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。