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元保育士のアイデア、保育園の「手遊び」で、おうち遊びを充実させよう!

悪天候が続いておうちで過ごす時間が多くなると、子どもと何をして遊ぶか困ることはありませんか?今回は保育園で人気の室内遊びのなかから、定番の手遊びを3種ご紹介します。特別な道具がなくても、すぐ遊べるところが最大の魅力。手遊びが始まると、ほかの遊びをしていても、乳幼児が一斉に集まってくるほど大好きです。2人の子どもをもつ、元保育士がお伝えします。

 

おちたおちた(1歳児以上)

 

空から落ちてくるものに合わせて、仕草をする手遊びです。例えば、リンゴが落ちて来たら、リンゴを手で受け止める仕草。天井が落ちて来たら天井を支える仕草。雷だったらおヘソを隠す仕草をします。大人がする仕草を真似できる1歳くらいからできる手遊びですが、3歳くらいになると、物をイメージができるようになるため、より楽しさが分かるようになります。

 

やおやのおみせ(3歳以上)

 

お店に売っているものを思い出して、「あるもの」と「ないもの」とを当てる手遊びです。見たものを記憶してイメージできる3歳以上におすすめします。例えば八百屋さんなら、「ニンジン」は「ある」ですが、「ウチュウジン」は「ない」ですね。デパート、ホームセンター、パン屋などバリエーションを変えても楽しいですよ。またお買いものをしたあとだと、思い出しやすくて、より楽しむことができますよ。

 

はじまるよ、はじまるよ(3歳以上)

 

保育園で、次の活動に移る前に使われる定番の手遊びです。「はじまるよ、はじまるよ」の手拍子のあと、指で数を表わし、そこから忍者、カニ、猫、タコなど意外な生き物に発展させていきます。いろいろな生き物を表す仕草に子どもたちは大喜びです。

 

まとめ

保育士をしているとき、「おうちのなかで何をして遊んでいいか分からない」というお悩みを多く聞きました。今回ご紹介した手遊びは、どの子も喜ぶので、役に立つと思いますよ。長雨や雪の日でも、ママ・パパと遊ぶことで子どもはリラックス。子どもはいつも自分のことを見て欲しいと思っているので、目と目を合わせて遊ぶ手遊びは子どもの心を満たします。手遊びの後は寝付きもよくなりますので、ぜひお試しくださいね。

 

【前回】チャコペン不要で簡単!「ギンガムチェックのギャザースカート」作り方
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162965.html
◇Izumi(保育士)さんのアイデア記事一覧
https://qufour.jp/users/article/40909

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。