暮らし
元保育士のアイデア、保育園の「手遊び」で、おうち遊びを充実させよう!
2017年 11月 19日 11:00
悪天候が続いておうちで過ごす時間が多くなると、子どもと何をして遊ぶか困ることはありませんか?今回は保育園で人気の室内遊びのなかから、定番の手遊びを3種ご紹介します。特別な道具がなくても、すぐ遊べるところが最大の魅力。手遊びが始まると、ほかの遊びをしていても、乳幼児が一斉に集まってくるほど大好きです。2人の子どもをもつ、元保育士がお伝えします。
おちたおちた(1歳児以上)
空から落ちてくるものに合わせて、仕草をする手遊びです。例えば、リンゴが落ちて来たら、リンゴを手で受け止める仕草。天井が落ちて来たら天井を支える仕草。雷だったらおヘソを隠す仕草をします。大人がする仕草を真似できる1歳くらいからできる手遊びですが、3歳くらいになると、物をイメージができるようになるため、より楽しさが分かるようになります。
やおやのおみせ(3歳以上)
お店に売っているものを思い出して、「あるもの」と「ないもの」とを当てる手遊びです。見たものを記憶してイメージできる3歳以上におすすめします。例えば八百屋さんなら、「ニンジン」は「ある」ですが、「ウチュウジン」は「ない」ですね。デパート、ホームセンター、パン屋などバリエーションを変えても楽しいですよ。またお買いものをしたあとだと、思い出しやすくて、より楽しむことができますよ。
はじまるよ、はじまるよ(3歳以上)
保育園で、次の活動に移る前に使われる定番の手遊びです。「はじまるよ、はじまるよ」の手拍子のあと、指で数を表わし、そこから忍者、カニ、猫、タコなど意外な生き物に発展させていきます。いろいろな生き物を表す仕草に子どもたちは大喜びです。
まとめ
保育士をしているとき、「おうちのなかで何をして遊んでいいか分からない」というお悩みを多く聞きました。今回ご紹介した手遊びは、どの子も喜ぶので、役に立つと思いますよ。長雨や雪の日でも、ママ・パパと遊ぶことで子どもはリラックス。子どもはいつも自分のことを見て欲しいと思っているので、目と目を合わせて遊ぶ手遊びは子どもの心を満たします。手遊びの後は寝付きもよくなりますので、ぜひお試しくださいね。
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