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気になる臭いにサヨウナラ「冬の衣類」にこもる「臭い」をアロマで解決!

ニットの帽子や厚手のコートに付いた臭いを爽やかに消したい!今回は、これから増える冬物衣類にこもりがちな、気になる臭いをアロマで消す方法をご紹介します。爽やか系の精油を使うので、あなたが来ると「良い香りがする♪」と思ってもらえるかも。印象度もアップして、一石二鳥のおすすめアロマです!

 

臭いの原因と、アロマで消臭のメカニズム

体の臭いの原因となるものは、おもに「汗」と「皮脂」です。何日も続けて着るコートやマフラーなどは、付いた汗と皮脂をエサに雑菌が繁殖するため、臭いが発生します。それが衣類にこもると、「嫌な臭い」になってしまうのです。そんなときに、アロマ消臭スプレーを使うと、植物のもつ殺菌、抗菌作用で臭いの原因となる菌の繁殖を抑えることができます。さらに、爽やかな香りで衣類を包むことができるのです。

 

消臭スプレーの作り方

<用意するもの>(100ml分)

・精製水:90ml
・無水エタノール:10ml
・ユーカリ精油:20滴(ユーカリの精油にはグロブルス種、ラジアタ種、シトリオドラ種がありますが、どのタイプでもOK!)
・アロマテラピー専用の遮光性のスプレー容器:1個

精製水と無水エタノールは薬局で購入できます。精油とアロマテラピー専用の遮光性のスプレー容器は、アロマテラピーの専門のショップで購入しましょう。

 

作り方は、まず精油とエタノールをスプレー容器に入れて振って混ぜます。次に精製水を加えてよく振れば、消臭スプレーの出来上がりです。作成日を容器に記しておきましょう。使用期限は3週間です。

 

消臭スプレーの使い方

脱いだ服や、臭いが気になる物全体に掛けるように、3~4回スプレーします。衣類は、服を脱いだらすぐにスプレーし、湿気がこもらないよう一晩はクローゼットにしまわずに保管しましょう。

 

【注意】私がウール混のスーツに毎日使用した限りでは、繊維に変色などの変化はありませんでしたが、カシミヤやシルク混、ドライマーク付きなどのデリケートな衣類では、念のため目立たない部分で試し、問題がないことを確認してから使用してください。

 

ほかにこんな精油も使えますよ♪

この消臭スプレーに使えるスッキリ系の精油としては、ハッカ油、男性にも人気のヒノキ、サイプレスがおすすめです。また、アロマの香りをしっかり残したいときは、レモングラスもおすすめ。アロマのブレンドには「間違い」はないので、好きな香りを作ってみましょう。

 

まとめ

香りを身にまとうときは、匂いが強すぎないように周囲の人に気を使うのがエチケット。今回使用したユーカリを始めとする森林系の精油は、香りの個性と残留性が低く、嫌う人が少ないので、満員電車や社内でも安心して使えます。冬物衣類はなかなかクリーニングに出せないことが多いので、ぜひお試し下さい。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。