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2016年末「大掃除」4000人調査、頑張った場所、汚れが落ちなかった場所
2017年 10月 9日 11:00
今年こそ「大掃除は早めに」と思っても、「気が付くと年末!」と焦ることはありませんか?今回は、20歳以上の4,160人へ聞いた、2016年末の大掃除状況、掃除を頑張った場所、汚れが落ちにくかった場所をご紹介。2016年の年末に大掃除をした人の割合は、2005年の調査スタートから最も少なかったことが分かりました。
2016年末の大掃除実施率は、13年間で最も低い
Q)2004年末~2016年末の大掃除実施率
掃除用品のレンタルや清掃サービスのダスキンが、全国の20歳以上の男女4,160人へ調査した「2016年末の大掃除の実態」によると、「大掃除をした」人は全体の54.6%で、2005年の調査開始以来、最も少ない割合となりました。また、実施した日は、仕事納め直後の12月29日と30日に集中していたことも分かりました。
年代別で見る大掃除実施率、男女ともに30代が最多
Q)2016年末の大掃除実施率(性年代別)
前の質問の回答を性別・年代別に分けて見ると、大掃除を最も多く実施していたのは「30代男性(58.7%)」と「30代女性(63.9%)」で、男女ともに30代という結果に。30代は、結婚や子育てでライフステージが変化しているためか、大掃除への意識が高いようです。また、年末に大掃除をした理由を聞くと「気持ち良く新年を迎えたいから(38.9%)」という回答が最も多く、これに対して大掃除をしなかった理由で多かったのは「時間がなかったから(34.9%)」となりました。
最も頑張って掃除したのは、「レンジフード・換気扇」
Q)最も精力的に掃除した場所(上位5カ所)
次に、2016年末に大掃除をした2,271人へ「最も精力的に掃除した場所」を尋ねると、1位「レンジフード・換気扇(27.6%)」、2位「窓・網戸(15.5%)」、3位「レンジフード・換気扇を除くキッチン(14%)」となりました。やはり、台所の油汚れに苦戦する人が多いようです。
最も汚れが落ちにくかった場所も、「レンジフード・換気扇」
Q)最も汚れが落ちにくかった場所(上位5カ所)
また「最も汚れが落ちにくかった場所」を聞いたところ、1位「レンジフード・換気扇(31.8%)」、2位「レンジフード・換気扇を除くキッチン(12.8%)」、3位「浴室(10.6%)」となり、1位は前問の最も精力的に掃除した場所と同じでした。さらに、どちらの1位も「レンジフード・換気扇」という結果は、8年連続で、長年に渡り多くの人が「レンジフード・換気扇」の掃除で苦労していることが分かりました。
汚れが落ちなかった場所、「浴室」が4割以上
Q)苦戦し、汚れが落ちなかった場所(n<30、上位5カ所)
さらに、「苦戦し、汚れが落ちなかった場所」として30人以上が回答した項目のなかから、割合の多かったものを順に見ると、「浴室(41.5%)」「トイレ(35.3%)」「エアコン(26.5%)」「窓・網戸(25.1%)」「レンジフード・換気扇を除くキッチン(24.8%)」という結果に。毎日使って汚れが付きやすく、こまめに掃除する必要のある場所が、上位へランクインする傾向がうかがえます。
2017年末の大掃除、12月16日(土)、17日(日)おすすめ
寒くなるほど億劫になる窓・網戸などの外掃除は、できれば秋のうちに取り掛かりたいもの。また、年末ギリギリに粗大ごみをまとめたら回収は年明けだった、なんて事態を防ぐためにも、早めの大掃除はおすすめです。2017年の年末大掃除は、第4週の週末にクリスマスイブが控えていますので、その前週末12月16日(土)と17日(日)がおすすめ。スッキリきれいな我が家でクリスマスイブを過ごしてみませんか。
◇第13回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査(ダスキン)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000005720.html