1万人の「掃除機選び」、希望は「サイクロン」、2台以上所有は半数弱に

最近の掃除機はサイクロンやロボットタイプなど機能と使い勝手が良くなっていますね。今回は、全国の男女1万人に聞いた、所有している掃除機タイプと台数、今後購入したい掃除機タイプの調査結果をご紹介します。掃除機での掃除の頻度は「週2～3回」と「週1回」がそれぞれ2～3割を占め、約6割の人が週1回以上掃除機で掃除をしているそう。どんなタイプの掃除機が人気なのでしょうか。

所有している掃除機、「紙パック式」が半数以上でダントツ

インターネット調査会社のマイボイスコムが、全国の10代以上の男女10,804へ行なった「掃除機に関するインターネット調査」で、「所有している掃除機のタイプ」を尋ねたところ、回答の多い順に「紙パック式（53.4％）」「サイクロン（36.8％）」「スティック型（24.4％）」という結果になりました。今回で5回目となる本調査の直近2回（2015年8月および2013年8月実施）と比べると、その3回全てで最多だった「紙パック式」は59.2％→56.6％→53.4％と、割合が減少していることが分かりました。

掃除機の所有台数は「1台」が半数、2台以上も増加傾向

また、「所有している掃除機の台数」を聞くと、「1台」が50.9％と半数でしたが、前回の結果と比べて2.1ポイント減少しました。これに対し、「2台」と回答した人は30.4％から31.2％へ、「3台」も13.1％から15.5％へ増加しています。

掃除機購入で重視するのは「本体価格」と「吸引力」

次に「掃除機購入時に重視している点」を聞いたところ、「本体価格」と「吸引力」を挙げる人が5～6割、「本体の大きさ・重さ」「メーカー・ブランド」「ゴミの捨てやすさ」「手入れのしやすさ」「操作性」を挙げる人は3～4割となりました。なかでも女性の割合が多く男女差が大きかった回答は「本体の大きさ・重さ」「ゴミの捨てやすさ」「手入れのしやすさ」でした。

今後購入したい掃除機、1位は「サイクロン」3割超

さらに「今後購入したい掃除機のタイプ」を尋ねると、「サイクロン（36.1％）」が最も多く、次に「紙パック式（24.7％）」「スティック型（24.4％）」となり、現在所有している掃除機の結果と同じ順番になりました。また、「ロボット掃除機」は、現在の所有率が6.2％だったものの、購入の意思を15.3％の人がもっているという結果に。

まとめ

掃除機の購入では「価格」と同じくらい、「吸引力」を重視し、実際に吸引力を売りにしているタイプを買う人が多いようです。さらに、複数台の掃除機を持つ家庭も増えています。メインの1台は吸引力の強い掃除機を使って、ロボット掃除機やハンディタイプと使い分け、というスタイルが主流になっていくのかもしれませんね。

◇【掃除機に関するアンケート調査】（MyVoice）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000007815.html