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初心者さんOK!前回作った「消しゴムはんこ」で、紫陽花のポストカード

梅雨らしい毎日が続きますね。今回は、前回までに作った2つの消しゴムはんこを使って「紫陽花のポストカード」を作ってみましょう。簡単に作れる2つのパーツの消しゴムはんこを組みあわせるだけで、表情豊かな紫陽花の花がを描くことができますよ。ぜひ、挑戦してみて下さい。

 

準備するもの

 <ポストカードを作る材料>

・花のはんこ(第2回で作った花のはんこ
・葉っぱのはんこ(第3回で作った葉っぱのはんこ
・スタンプインク(花に使用した色:淡ブルーはベビーブルー、濃ブルーはラベンダー、葉っぱに使用した色:淡グリーンはセージ、濃グリーンはオリーブ(いずれもアートニックSシリーズ))
・マスキングテープ
・ポストカード大の紙(サイズは14.8×10cm)
・一筆箋

 

ポストカードは、無印良品の無地のポストカードを使用しました。ナチュラルな白色で手触りも良い紙なので、おすすめめです。アレンジ例で使用する一筆せんも無印良品で購入しています。

 

ポストカード1:花びらはんこにインクを付ける

インクは、の写真のようにはんこを下向きにしてインクパッドに付けます。

 

ポストカード2:右下端から扇状に3列はんこを押す

それでは、ポストカードに紫陽花の花を押していきましょう。紙がズレないようにマスキングテープではんこを押さない部分を何カ所か止めます。今回は、カードの左中央、上、右中央がいいでしょう。最初は、薄いブルーのインクを付けて花びらのはんこを押します。写真左のように、ポストカードの右下に1つ薄いブルーではんこを押します。次に、最初の花を囲むように、扇状にはんこを3つ押します(写真中央)。さらに、2列目の花を囲むように4つ押します(写真右)。花びらと花びらの間に隙間があいているように感じるときは、多めに押しましょう。

 

◇初心者さんOK!「お花のはんこ」の作り方、素敵な押し方アレンジも
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162559.html

 

ポストカード3:濃い色の花びらを押す

今度は、濃いブルーのインクを使います。インクを軽く付けたはんこを先ほど押した花の外側を囲むように5つ並べて押します(写真左)。次に、インクを先ほどよりも多めに付けて、花びらの間を埋めるように5つ押します(写真右)。花が足りない場合は随時足して下さい。これで、紫色の紫陽花が出来上がりました。

 

ポストカード4:グラデーションの葉っぱを付けて花びらを散らす

次に、紫陽花へ葉を付けましょう。前回の記事で作った葉っぱのはんこに、グリーンの濃淡のインクを付けて、花の左側に2カ所押します。そのとき、下側の1枚は、ポストカードの縁で途切れるように押してみましょう(写真左)。仕上げに、薄いブルーのインクをはんこに少なめに付けて、ポストカード全体に花を数個散らします(写真右)。

 

紫陽花の色を変えて、アレンジを楽しみましょう。

今回ご紹介したポストカードは、縦型で紫陽花は1色ですが、ピンクの紫陽花も足した横型のポストカードも可愛いと思います。シンプルな一筆せんも、ワンポイントの紫陽花を押すだけで季節感あふれる一筆せんになります。ポストカードを送る際には切手を貼りますが、郵便局に行くと季節のお花やキャラクターの切手シールが販売されています。オリジナルなポストカードに合わせて、季節の切手を貼ったお手紙を出してみてもいいですね。受け取る方もきっと喜んでくださると思います。

 

 

杉澤由紀子(消しゴム版画作家)

季節のお花など、草花を中心に好きなモチーフを消しゴム版画にしています。その版でレターセットやポチ袋などの紙物類、そしてハンコを作っています。1つの版から色替えなどをして様々な物が出来上がる事が楽しくて、試行錯誤しながら日々消しゴム版画と向き合っています。作品はminne「消しゴム版画作家・杉澤由紀子」で販売しています。ぜひ、ご覧ください!