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【第2回qufourフェア】家事が「楽ラクキレイ」なら、自分も家族も幸せに

「第2回qufourフェア」が、家事研究家の高橋ゆきさんをお招きして、2017年2月22日(水)開催されました。今回は、ライフオーガナイザーNONさんによる人気連載「片付け過ぎない片付け術」の講演も。60人以上の方々にご参加いただき、面倒になりがちな家事や片付けのポイント、家族が一番くつろげる「お家」を楽しく整える方法など、「家事」のもつ力を感じるお話しが、楽しい雰囲気のなか展開されました。

 

NONさん「片付けできない」のでなく、自分に合わないだけ

ライフオーガナイザーのNON(大友のぞみ)さん

最初に登壇したのは、qufourで連載を執筆されているライフオーガナイザーの「NON(大友のぞみ)」さん。人気連載「片付け過ぎない片付け術」と同名の講義は、空間、時間、思考を整えるという「ライフオーガナイズ」の概念をベースに、自分が使いやすいキッチン周りの片付け術を、具体的な事例を挙げて紹介して下さいました。重要なポイントは、「自分が使いやすい」という気持ちに素直になること。例えば、雑誌などで紹介される片付け術が、続かなかったことは落ち込む必要がなく、自分に合わないものは避け、自分に合った方法を見付ければいいそうです。また、自分の「利き脳」を知り、自分に合う片付け方を見分ける方法を教えてくれました。「利き脳」については、「【片付け過ぎない片付け術2】きっちり?ざっくり?利き脳でストレスゼロ」で、詳しく紹介されていますから、ぜひ読んでみてくださいね。

 

◇【片付け過ぎない片付け術2】きっちり?ざっくり?利き脳でストレスゼロ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/tidyup/1161761.html

 

「捨てるから始めない」、心がスッキリ嬉しくなる片付けを

「ライフオーガナイズ」には「捨てるから始めない」という特徴的なコンセプトがあります。NONさんがこの考え方に出会ったのは、息子さんの反抗期や引越しなどが重なり、家庭に大きな変化があったころ。「思秋期の子どもの片付け」というライフオーガナイザーによる講演が出会いでした。キレイ好きではあるものの、ズボラなところもあり、捨てることが苦手だったNONさんは、この講演で習った方法でキッチンの引き出しを1つオーガナイズしたら、キッチンが整っただけでなく、反抗期後の息子さんとの関係も含めて、グチャグチャになっていた心の状態までもスッキリして、とても嬉しくなったそうです。家族の食事を作るキッチンが整っていることで、料理も楽しくなり、自分自身も笑顔になれる。さらに美味しい食事で家族を笑顔にできる、そんな家事パワーについて、話して下さいました。

 

高橋さん、家事は「愛する心から作動する」ことを思い出して

家事研究家/ベアーズ取締役副社長/家事大学学長 高橋ゆきさん

次に登壇したのは、家事研究家の高橋ゆきさん。昨年TBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の家事監修として、森山みくり役の新垣結衣さんに伝授した家事テクニックと、家事をするパワーの源について、楽しいお話しを聞かせて下さいました。まず、高橋さんが会場に集まった参加者の方に問いかけたのは、「家事をしているときの顔」。実は、9割の人は「無表情で恐い顔」をしているそう。でも高橋さんは、無表情に家事をしているときにこそ、可愛く見える、優しく見えるようになって欲しいと言います。と言うのも、「家事」は愛する心から生れてくるものだから、「好きな人のためにお茶を入れる、料理を作る、掃除をする」そういった気持ちを思い出せば、家事はもっと楽しくできるのだそう。そのうえで、楽に、楽しく掃除をするテクニックを教えて下さいました。

 

7つのアイデアツールと家事シェアのコツを伝授

すぐに始められる家事テクニックの紹介では、「軍手ぞうきん」実演のほか、「マンゴーカットスポンジ」「ストッキングハンガー」「三つ編みストッキング」など7つ道具のテクニックを、実例を挙げながら紹介。高橋さんのご家庭では、大掃除のときに、家族みんなで「軍手ぞうきん」を付けて、それぞれの部屋や階段などを掃除するのだそう。掃除が簡単になるツールを使うと、子どもでも楽しく掃除ができますね。また家族で家事をシェアすることも、大切なこと。シェアするポイントは、ほめること、お気に入りの武器を持ってもらうこと、1度でもいいからどの家事をどのくらいの頻度でしておきたいのかを家族で話すこと、の3つだそう。一緒に暮らす人が幸せになる「お家」を、丁寧な「家事」で作っていきたくなる、そんな講演でした。ツールについては、リンクの記事に詳しく載っていますので、参考にしてみてくださいね。

 

 

極薄のカツオ節「花ふわり」と、味が決まる「割烹白だし」

ヤマキ 事業スタッフ部 コミュニケーショングループ 和泉静香さん 

講演のあとは「ヤマキ」さんから、参加者全員プレゼントの商品でもある削り節「花ふわり」と「割烹白だし」を紹介していただきました。花ふわりは、通常よりも薄く削った削り節。いままでの削り節よりボリュームと高さが出て、盛り付けが華やかに見えます。また、柔らかい口溶け食感はカツオ節が苦手なお子さんでも食べられる優しさだそう。一方、割烹白だしは、ほかの調味料がなくても味が決まる使い勝手の良さと、アレンジの幅の広さが特徴。「逃げ恥」の第1話でみくりちゃんが平匡さんに作った雑炊に使われていたのも、この割烹白だしだったそうですよ。時短料理にも活躍してくれそうです。

 

「ライスグラノーラ」の食べ方は自由自在、食事にプラスも!

むらせ 東京本部 食品本部 食品営業課 清水宜之さん 

「むらせ」さんからは、参加者全員プレゼントに提供してくださった、玄米で作った「ライスグラノーラ」を紹介していただきました。「グラノーラは、牛乳やヨーグルトをかけて朝食に食べるもの」と考えがちですが、むらせさんのライスグラノーラは、「和風だし味」「きなこ味」「メープル味」と一味違った味付けのグラノーラ。そのため、サラダのトッピングにしたり、カマンベールチーズとともにワインのおつまみにしたりと、いままでのグラノーラとはまったく違った食べ方が楽しめるそう。qufourでも、ライスグラノーラを使った薬膳レシピの紹介と、3月6日正午までのプレゼントキャンペーンも行なっていますよ。

 

 

カリッと焼ける、キルト柄のホットサンド作りの実演も

会場内のブースでは、キッチン家電販売を手がけるレコルトさんが、プレゼント商品の「プレスサンドメーカー キルト」を展示して下さいました。熱伝導のいい格子状の固定式プレートで、キルト柄に焼き色が付き、短時間に耳までカリッと焼き上げてくれます。電動式で、コードを足に巻いて縦置きにすれば、すっきりコンパクト収納できるサイズも魅力。手際のいい実演を見ていると、忙しい朝にコンロを使わずに具だくさんの朝食が、ササッと作れることが分かります。

 

高橋ゆきさん著書「楽ラク掃除の基本」は、サイン入り販売

家事代行サービスのベアーズさんのブースでは、家事研究家高橋ゆきさんの著書「楽ラク掃除の基本」の販売も行なわれ、高橋さんが、直接購入者の方へのメッセージとサインを書いてくださいました。高橋さんはその後も、参加者のリクエストに応えて一緒に写真を撮られたり、握手をしたりと、気さくに参加者の方と交流されていたのが印象的でした。

 

抽選会では、なんと総額20万円の商品が25名にプレゼント

プレゼント抽選を行なうqufour編集長 岩崎綾(写真左)、高橋ゆきさん(写真右) 

参加者プレゼントの紹介のあとには、qufour編集長の岩崎と、高橋ゆきさんによる、プレゼント抽選会が行なわれました。抽選会では、フィリップスの美顔器・洗顔ブラシ「ビザピュア」「ビザブースト」、の商品、ジャストシステム「cocoalフォトブックワイド」クーポン券、タイガー「IHスーププロセッサー」、ブラウン「ハンドブレンダー 7シリーズ MQ735」、レコルト「プレスサンドメーカー キルト」が総勢25名の方に当たりました。

 

参加者プレゼントは全部で9点

また参加者全員に配られた商品は全部で9点。抽選賞品に残念ながら漏れてしまった人からも、「こんなにもらえるんですね」という声をいただきました。

 

・おひさまの洗たく くつクリーナー(エステー株式会社)
・ファミリー ヒアルロン酸 M ホワイトファミリー(エステー株式会社)
・割烹白だしミニパック(ヤマキ株式会社)
・花ふわり15g(ヤマキ株式会社)
・ひなあられ(株式会社赤坂柿山)
・ライスグラノーラ メープル味(株式会社むらせ)
・ライスグラノーラ きなこ味(株式会社むらせ)
・ ライスグラノーラ 和風だし味(株式会社むらせ)
・ハロー キッチンペーパー(ユニバーサル・ペーパー株式会社)

 

「家事」は、優しい気持ちで愛がモリモリしているときにやる

ちいさなお子さん連れもいて、和気あいあいとした雰囲気で行なわれた今回のqufourフェアは、たくさんの方にご参加いただきほぼ満席状態。会場では、配られたセミナー資料に書き込みをする熱心な参加者の方々を多く見掛けました。高橋ゆきさんは、家事の三原則は「あわてず、あせらず、優しいきもちで」するもので、さらには「家事はやりたくないときはやらない方がいい。愛がモリモリしているときにやる。そうすれば、今日紹介した家事テクニックが、もっと楽しく、もっと効果を生んでくれます」と話されていました。qufourでは、これからもみなさんの愛がモリモリしている時間をお手伝いする暮らしのアイデアをお伝えしていこうと思います。次回、みなさんのご参加をお待ちしています。

 

qufour(クフール)編集部

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