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墓参りや仏壇で知っておきたい、仏式お供えの基本マナー「五供(ごく)」
2016年 9月 12日 18:40
お彼岸には、家族が集まってお墓参りや先祖供養をするご家庭も多いですよね。今回は、仏式のお墓や仏壇でのお供えのマナー「五供(ごく)」についてご紹介します。仏教における供養の基本マナーなので、お彼岸だけでなく、いつでも役立つ知識ですよ。実家の法事に参加するときなど、子どもたちにも教えてあげたいですね。
お供えの基本は「香・花・灯燭・浄水・飲食」の5つ「五供」
仏教では、故人や先祖を供養するときに、仏壇やお墓に花を供え、線香を焚き、お供え物をするのが一般的です。宗派によって多少の違いはあるものの、仏教でのお供えは「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水(じょうすい)」「飲食(おんじき)」の5つからなる「五供(ごく)」が基本とされています。
「香」・・・心身を洗浄し、仏様に香を楽しんでもらう
「香」とは、お線香のことです。線香の香りは、私たちの心身を清めると同時に、ご先祖様に香りを楽しんでもらう意味があります。線香についた炎は口で吹き消さずに、手で仰いで消すようにしましょう。口から直接息を吹きかけるのは不浄だとされています。
「花」・・・一年中緑の葉をつける緑や生花を供える
仏前に供える花は、常緑の樒(しきみ)や、生花を用います。樒は、よく仏事に使われる香りのいい植物で、寺院に植えられていることも多い常緑樹です。生花は、下記のように不向きと言われている花を除いて選びます。仏壇の花は、毎日水を替えましょう。
<お供えに不向きな花>
- トゲのある花
- 毒のある花
- 香(悪臭)の強い花
- ツルに咲く花
「灯燭(とうしょく)」・・・欲を捨て去り悟りを讃える
灯燭(とうしょく)は、ロウソクに火を灯すことです。ロウソクは、明りとしてだけでなく、「暗く心をかき乱す欲(煩悩)を捨て去り、明るい悟りに至る」ことを讃える意味があります。火を消すときは、線香と同様に、口で吹き消さずに、手で仰いで消すのがマナーです。
「浄水(じょうすい)」・・・自分たちの心も清める
浄水(じょうすい)は、水やお茶を供えることです。仏様に水やお茶を供えるだけでなく、「心を清める」という意味もあります。また、お茶を供えるときは一番茶にしましょう。宗派によって、水もお茶も供える必要のない宗派もあります。
「食事(おんじき)」・・・仏前にお菓子や果物、ごはんを供える
食事(おんじき)は、仏前にごはんを供えることで「仏飯(ぶっぱん)」と呼びます。お墓参りでは、お菓子や果物を供えるのが一般的です。一方、毎日の仏壇には家族が食べる主食のごはんを仏飯器に盛り付けて供えます。お盆やお彼岸などには、故人が好きだった料理などをお供えしてもいいでしょう。ただし、下記のようなものは不向きとされているので控えましょう。
- 生臭いものと呼ばれる、肉類、魚介類
- 臭いがきついもの
まとめ
今回の情報は、お墓や葬儀に関する総合サービスを提供するメモリアルアートの大野屋によるものです。実家や親戚の法要だけでなく、お知り合いの法要への出席などの機会もあるので、仏事のマナーは知っておきたいことの一つですね。
◇お供えの基本「五(ご)供(く)」を知っていますか?お彼岸(9月19日~9月25日)に迷わない!お供えマナーをご紹介します(メモリアルアートの大野屋)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000014037.html