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現役保育士のアイデア、子どもがスッとお昼寝する5つのコツ

子どもがなかなかお昼寝しなくて、途方にくれた経験のある方は多いのでないでしょうか。子どもがお昼寝してくれるためのコツを5つご紹介します。お昼寝してくれるようになると、ママも家事や用事がスムースに済みますよ。そんなコツを、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えします。

 

コツ1:午前中は体を使って遊ばせる

午前中にどれだけ体を使って遊んだかによって、お昼寝の寝付きが変わってきます。例えば、公園や水遊び、お散歩など、大きく体を動かす遊びがいいですね。お散歩も平坦の道を歩くだけでなく、あえてデコボコ道を歩いたり、階段を登ったり下りるだけで体も疲れて寝付きやすくなります。さらに運動は、子どもの脳や体の発達にもとてもいいのです。どうしてもお昼寝させたい日は、室内での遊びは午後にするといいですよ。午前中たっぷり遊んで、お昼ごはんを食べれば、自然に眠くなります。

 

コツ2:カーテンを閉めて部屋を暗くする

昼間でもカーテンを閉めれば、部屋が少し暗くなりますね。これも眠りやすくする条件なのです。太陽の光が部屋に入ってくると、まぶしかったりして気になってしまうので、寝付きを妨げてしまいます。光を遮って、眠りやすい環境を整えてあげることが大切なのです。

 

コツ3:パジャマに着替えさせて、寝る時間を認識させる

子どもをお昼寝させるときは、夜パジャマに着替えるように、パジャマに着替えさせてみましょう。お昼寝のときも毎日パジャマに着替える習慣を付けると、脳が寝る時間だと認識するようになります。大人から声掛けをしなくても、自分からお布団に入ってくれるようになりますよ。

 

コツ4:眠る前の儀式を作って、寝る時間を認識させる

眠る前に「絵本を読む」「手遊びをする」「歌を歌う」など、毎日決まった儀式をするとお昼寝の時間と認識してくれるようになります。ここでは、大きな声を出すというよりは、すこしゆっくりとした口調で、ささやくような声で儀式をすると、眠気を誘います。またママのひざでお子さんと絵本を読んだり、歌や手遊びのときに体や手を触れ合うなど、親子での触れ合いが、子どもの心の満足にもつながります。

 

コツ5:手や足が動いている子は、手を握ったりトントンする

保育園でなかなか寝付けない子どもを観察していると、手や足や体がよく動いているのに気付きます。手や足がいつまでも動いていては、やはり寝られないのです。そこで、できるだけ動いている手や足などが動かないように握ってあげるといいですよ。ただし、手や足を押さえつけてしまうと、子どもは違和感を覚えて嫌がりますので、優しく握ってあげたり、トントンしてあげると、安心感も手伝って寝付きやすくなります。

 

まとめ

寝かし付けのときに、おんぶや抱っこなら落ち着いて眠れる子もいますが、毎回となるとママも疲れてしまいます。子どももお布団で眠ることで、始めて体の疲れが取れ、脳や体の発達が促されます。どの子でも、今回の5つのコツを毎日繰り返していけば、お布団でお昼寝できるようになりますよ。もちろん夜の寝かしつけにも有効です。今の暑い時期は体も疲れやすいので、日頃お昼寝ができない子がお昼寝できるようになるチャンス。子どもがお昼寝してくれると、その間に一緒にお昼寝して体の疲れを取ったり、家事やママも好きなことをできる時間が確保できますよ。

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。