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7月「参院選」投票へ行く?若い女性も関心ごとは「教育・育児」「税金」

この7月は、3年に一度の参議院議員選挙が行なわれます。初めて18歳以上が投票できるようになる今回の選挙に対して、10~20代の若い女性がどう思っているかを聞いた調査結果をご紹介します。子育て世代にとっては、「待機児童問題」や「年金」などの身近な社会問題へ関心が集まっていると感じますが、もう少し若い世代の女性たちの関心はどんなことに、どのくらいあるのでしょうか?

 

選挙に「興味がある」が55.7%、「行く」が40.4%

プリントシール機メーカー・フリューが運営する「GIRLS’TREND研究所」が、10~20代の女性132人を対象に行なった「政治・将来に関する意識調査」によると、7月の参議院選挙に「興味はあるが、行くか分からない」と回答した人は31.3%、「興味がないので行かない」が28.2%「興味があるので行く」が24.4%、「興味はないが、せっかくなので行く」が16.0%という結果でした。「興味」と「行くかどうか」をそれぞれ集計してみると、「興味がある」と回答した人は55.7%いるのに対して、「行く」と回答した人は40.5%と若干少ない結果でした。

 

関心ごとの1位は「教育・子育て」、2位は「税金」

また興味があると回答した人へ、関心ごとは何かを聞いたところ、1位は「教育・子育て(51.4%)」、2位「税金(50.0%)」、3位「年金(29.2%)」という結果に。「景気対策(24.3%)」や「外交(国際問題)(17.6%)」といった話題よりも、自分たちの将来に関わる社会問題に関心をもっていることが分かりますね。

 

選挙に「行かない」「行くかどうか分らない」理由は?

一方、選挙に「行くかどうか分らない」「行かない」と答えた人へその理由を聞いたところ、「政治に興味がない」と「支持できる政党や立候補者がいない」という理由が32.0%で同率1位に。政治に興味があっても、誰に投票していいのか悩んでいる人も多い状況が伺えます。

 

まとめ

前回2013年に行なわれた参議院選挙の投票率は、52.61%(前々回は57.92 %)でした。今回、18歳以上が投票できるようになったことで選挙権をもつ人は2%、約240万人が増えたそう。立候補者選びに悩んだり、自分の1票が国政に反映しているかどうか感じにくい状況はあるものの、身近な社会問題の解決に納得感を感じるためには、選挙権のある人は、できる限り選挙に参加したいものですね。

 

 ◇10~20代女性を対象とした「日本の政治に関する意識調査」(フリュー)
http://www.furyu.jp/news/2016/06/gtl37.html

◇40.5%が7月の参院選は投票に行く予定、気になる政策の第1位は教育・子育て/「政治に関心はあるがよく分からない」は47.3%/政治の情報入手先、TVに次いで、SNSとニュースアプリがランクイン(フリュー)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000720.000005167.html

 

qufour(クフール)編集部

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