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「夏ボーナス」どうだった?金額はマイナス、使い道は貯金という調査結果

みなさん、夏のボーナスは支給されましたか?今回は、価格.comが行なった「夏のボーナス」の支給額と使い道のアンケート結果をご紹介します。世のみなさんが、どんなことにお金を使おうとしているのかを見て、使い道の参考にしてはいかがでしょうか。

 

大幅減ではないものの、上向き感もなく…

価格比較サイト「価格.com」が2,407人から得た回答によると、2016年夏のボーナスの平均推定支給額は60.9 万円で昨年夏より0.7万円(1.1%)微減だったそう。大幅な減少ではないものの、なかなか上向きにならない状況が続いていますね。

 

業種別に明暗!「金融業」はマイナス、「医療業」はプラス傾向

昨夏からのボーナス支給額の変化を、業種別に見ると、昨年99.3万円と高水準だった「金融業」は、今年の夏は79.8万円と大幅減。一方昨年53.5万円だった「医療業」は60.7万円と大幅増になっていて、業界別で増減に差が出ました。

 

企業規模別では、500人以上の企業で減少、それ以下の企業は微増

次に従業員数別に見てみると、500人以上の企業で軒並み前年割れなのに対して、500人未満の企業ではプラス傾向になっていることも分かります。

 

使う金額が増えたのは、「貯金」と「新規ローン」だけ

次に、ボーナスの使い道と金額を聞いたところ、昨年も上位の「貯金」のほか、「商品・サービスを購入する」「国内旅行・外出をする」といったお金を使う人が増加傾向にあり、「ローンの返済」「子どもの教育費」「金融商品の購入」へ使う人の割合は減少傾向となりました。使う金額は、「貯金」と「新規ローンを組む」以外は全て減少。とくに「金融商品の購入」「海外旅行」「金融商品の補填」については、金額ベースで3割近く減少しました。また、ローン金利の低下傾向も影響してか「新規ローン」の金額は95,268円と、昨年の88,878円に比べ7.2%と一番の増加が見られました。

 

購入したいのは「洋服やファッション関連」がトップ

最後に、購入したい商品を聞いたところ、1位が「洋服・ファッション関連(15.6%)」、2位が「カー用品(11.7%)」、3位が「ノートパソコン(10.8%)」となりました。続く、「家具・インテリア」「カメラ」「スマートフォン」なども、前年比を上回っており、購買意欲は高くなっているようです。みなさんは、今年の夏はどんなものの購入を予定していますか?

 

◇価格.com、2016 年「夏のボーナス」に関する調査結果を発表(カカクコム)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000448.000001455.html

 

編集部注(2016年6月17日17:25):情報提供元のカカクコムより、調査結果の発表内容に誤りがあったとの連絡があり、記事初出時(2016年6月7日22時過ぎ)から、下記図を変更しています。また本文の一部に分かりにくい表現がありましたので、訂正しました。

1段落目(「大幅減ではないものの、上向き感もなく…」の段落)

  • (誤)「今回の冬のボーナスは支給されない(全額カット)」
  • (正)「今回の夏のボーナスは支給されない(全額カット)」

3段落目(「企業規模別では、大企業で減少、中小企業で微増」の段落)

  • (誤)「50人未満」-9.1%
  • (正)「50人未満」 9.1%

4段落目(「使う金額が増えたのは、「貯金」と「新規ローン」だけ」の段落)

  • (誤)「子どもの教育費」 2016 年夏 312,324円
  • (正)「子どもの教育費」 2016 年夏 132,324円

 

 

qufour(クフール)編集部

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