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小学校入学がチャンス!子どもに身に付けてほしいこと<学校生活編>

小学校生活が始まると、親には予想しにくいことで子どもがつまずくことも。今回は、子どもに身に付けてほしいことのなかで、学校生活で必要となる事柄をご紹介します。小学校入学したての子ども本人は、新しい環境に慣れるのに精一杯。そこは親も同じです。生活で使う動作や作業は、入学前から練習しておくと余裕をもって新生活をスタートさせられますよ。

 

名札の付け外し(安全ピン)

防犯上、名札は学校で付け外しする小学校が多いようですが、子どもが安全ピンの付け外しに慣れてないと手間取ります。指の力の入れ加減や手先の器用さも必要になるので、多少のケガも覚悟でママが根気よく練習に付き合ってあげてください。練習中の安全ピンは、大きめでプラスチックが付いているものがやりやすいです。

 

鉛筆の持ち方

子どもの鉛筆の持ち方が自己流だと、疲れやすく集中力が続かない場合があります。一度、癖がつくと直しにくいので、親御さんが正しい持ち方を教えながら、書く練習に付き合ってあげましょう。鉛筆は先から2~3cmの所を人差し指と親指ではさみ、中指を添えるように持つのが、疲れない持ち方です。

 

ご飯や汁物をよそる

学校では給食の準備を子ども達がやりますね。全員が徐々にできるようになるとは言え、最初はみんな緊張しています。普段から家で、ごはんやおかずをよそる、汁物をこぼさないように配膳するといったお手伝いをしておくと、学校でも安心です。

 

服をたたむ

体育の時間前後には、着替えがあります。着替えの時間は限られていますよね。子どもが服をたたむのが苦手だと、脱ぎっぱなしの服がひっくり返って着るのに時間がかかったり、靴下が片方なくなってしまうかもしれません。脱いだ服を子どもが一人でたためるように、普段から本人の洗濯物は自分でたたむよう練習させておくといいですよ。

 

和式トイレ

公立の学校など、まだまだ和式トイレというところもあります。和式トイレに慣れていない子どもは、排泄を我慢してしまったり、体調が悪くなったり、ギリギリで駆け込んで下着を汚してしまうことも。たいてい保険室には予備の着替えが置いてありますが、ズボンを下ろして、しゃがむスタイルに慣れさせておきたいですね。近くの公園やお店などに和式トイレがあれば、練習できるチャンスです。

 

雑巾を絞る

小学校には掃除の時間があるので、雑巾絞りも必要になります。子どもの握力も付くので、お風呂などで正しい絞り方「縦絞り」の練習を一緒にやっておきましょう。雑巾を折って縦長の状態にし、右手を奥側、左手を手前側に雑巾を持ち、そのまま両脇をしめるように中央(内側)へ向かって絞ります。ホウキ、チリトリの扱いも、日々の子どものお手伝いで、経験させておくといいですね。

 

基本の3つの結び

小学校では、図工の時間や体育のなわとび、学校行事で衣装を着るときなど、子どもが何かを結ぶ機会も増えます。「かた結び(真結び、本結び)」、なわとびの後始末で使う「止め結び」、「蝶結び」ができると安心です。どの結び方も子どもに分かりやすく練習するなら、縄跳びを使うと動作が大きくなっていいですよ。また、色の違う2本のヒモ用意して教えてあげてもいいでしょう。

 

◇綴じヒモ、作業着、小学校で必要になる「蝶結び」を子どもに教えるコツ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1161364.html

傘の開閉

雨の日の昇降口は混雑しますね。人混みのなかでジャンプ傘をいきなり開けたりすれば、誰かの目を傷付けてしまうかもしれません。普段から傘の安全な扱いを教えておきましょう。子どもには、開くときは周りに気をつけて手を添えてゆっくりと広げる、閉じた傘をたたむときは外で水滴を落としてからたたむ、傘で遊ばないなど、安全に関わることなので、ママがきちんと教えておきましょう。

 

 

まとめ

たくさん挙げましたが、できないことがあってもすぐに怒る必要はありません。子どもにあまり強いプレッシャーをかけても逆効果です。続ければ少しずつ変化が出てきます。根気よく見守り、できたときは「上手にできたね!」と褒めてあげましょう。そして、新しく通う小学校は楽しいところだとお話しして、入学を迎えたいですね。

sawaya

だいたいマジメ、ときどき脱力。
芸大卒、好奇心旺盛でハンパなモノ作りが得意です。
しっかりものの長女、マイペースな長男、ヤンチャな次男の育児を楽しんでます。