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【クリスマスプレゼント】幼児・園児にぴったりの絵本7選
2015年 11月 13日 22:40
ハロウィンが終わるとお店のデコレーションも一気にクリスマスにシフトします。もう間もなくクリスマスがやってくると思うと、ドキドキワクワクしますね。今回は、小学校前の小さい子どもが楽しめる、クリスマスにまつわる絵本7冊をご紹介します。クリスマスプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか?
楽しい仕掛けがたくさん!参加型のクリスマス絵本
「ぴよちゃんのクリスマス」は、ポップアップのクリスマスツリーにキラキラシールで飾り付けができたり、つまみを引くと動物の手が動いたりと、子どもが楽しめる仕掛けがいっぱいの絵本です。表紙もベルベット調のふわふわ起毛と凝った作りになっているので、クリスマスプレゼントに最適です。ぜひ、子どもと一緒に楽しんでください。
ユーモラスなおばけのクリスマスを覗いてみましょう
「クリスマスのおばけ」は、温かみのある独特な貼り絵と、子どもをちょっぴり怖がらせるユーモアあるストーリーでおなじみの、せなけいこさんの絵本です。この絵本に出てくるのは、ちょっとかわいそうなおばけちゃん。クリスマスには、そんなおばけちゃんへ、思いやりをプレゼントできるといいですね。
友達を思いやる心の大きさってどれくらいかな?
「ねずみくんのクリスマス」は小さなねずみくんと個性あふれる動物のお友達のお話。ねずみくんの小さなツリーをあひるさんがバカにします。そのあひるさんのツリーをうさぎさんが「ちいさいちいさい」とバカにします。次から次へと動物がやってきて、ツリーもどんどん大きくなります。でも、最後にはみんな、友達をバカにしたことを後悔します。多様な個性を認め合える子どもに育ちますように。
あたたかい毛布でくるまれるような安心感にあふれた絵本
クリスマスイヴにママにしかられた「ぼく」。悪い子にはサンタクロースが来ないかもと不安です。そんな「ぼく」のもとへ「よるくま」がやって来てなぐさめてくれました。途中、ちょっとスリリングな展開もあるので、ハラハラどきどきするかもしれませんね。でも最後には、主人公が一番安心できるママのところへ戻っていきます。穏やかな口語体の文章で、読んでいると、じんわりとあたたかい感情に満たされます。
かわいい子犬の静かで平和なクリスマス、なごめます。
ある日、ころわんがお友達のちょろわんのお家に行くと、クリスマスの飾りにケーキもあります。暗くなっても街は明るく星空もきらびやかです。そんなとき、空から赤い帽子が落ちてきます。持ち主が現れ、ころわんが赤い帽子を渡すと、お礼にときらきら星を手渡されます。この絵本の中ではサンタクロースの存在がはっきりとは描かれていないのですが、絵本を読んでいれば子供たちにはすぐにピンとくるはずです。クリスマスの楽しい雰囲気が伝わってくる絵本です。おっちょこちょいな仔犬の楽しい日常を描いたころわんシリーズは、子どもたちも共感を覚えるようです。寒い季節のお話、「ゆきのひのころわん」「かぜひきころわん」「まいごのころわん」などと、セットにして贈るのもおすすめです。
オオカミとコブタのすれ違いがおかしい!無垢な善には、悪も歯がたちません。
クリスマスに浮かれる12匹のコブタとお腹をすかせたオオカミのお話。コブタを食べようとしたオオカミは誤ってケガをしてしまいます。コブタ達はそんなオオカミの手当てをします。オオカミの口には包帯がぐるぐるに巻かれたため、どんな悪態をついてもコブタ達には通じません。このすれ違いがおかしくて思わず笑っちゃいますよ。
幸せの連鎖はどこまで続く?クリスマスツリー1本でみんながハッピーに!
「おおきいツリーちいさいツリー」は幸せが連鎖していくとても素敵なお話です。大きなお屋敷に運び込まれた大きなクリスマスツリー。でも大きすぎて天井につかえてしまいます。そこで、使用人はツリーの先端をカットします。カットされたツリーは使用人の家に飾られますが、少し大きすぎるようです。使用人もツリーの先端をカットします。カットされたツリーはまた別のお家に持ち帰られ…こうして、どんどんツリーは小さくなっていくのですが、サイズが小さくなっていっても各家庭での幸福感は小さくはなりません。どんなに小さくなっていっても、みんなツリーを手に入れて大喜びです。生きるものすべてに幸せなクリスマスが訪れますように。
まとめ
今回は、できるだけ子どもが楽しめる絵本を選びました。小さい子どもに本質的なクリスマスの意味を伝えたいならディック・ブルーナ作の「くりすますってなあに」が分かりやすくておすすめです。みなさんも素敵なクリスマスをお過ごし下さい。