10分こそうじ
開かない瓶のフタ、予備ボタンの保管 暮らしの「困った」解決法
2025年11月5日 08:05
毎日の暮らしの中で「ちょっと困った!」という瞬間は意外と多いもの。今回は、消毒用アルコールの正しい処分方法など、知っておくと便利なアイデアを5つお伝えします。
まだ使える? 「消毒用アルコール」にも使用期限あり!
手指の消毒や掃除に欠かせない消毒用アルコール。実は使用期限が設けられているのをご存じですか? ほとんどの製品は未開封の状態で、製造から約3年が使用期限の目安。コロナ禍にまとめ買いしたままのものは、期限切れの可能性が大きいです。
期限が切れたものは消毒効果の低下や、品質が変化している可能性も考えられます。使用するかは個人の判断に委ねられますが、メーカーによる品質保証の対象外になるため注意しましょう。
使用期限はパッケージをチェック。記載されていない場合は、ロット番号から製造日を確認できることがあります(例:「2201301」→2022年1月30日製造)。
期限切れの消毒用アルコールを処分したい場合、アルコールは揮発性が高く、引火の危険があるため、そのままゴミに出したり、大量にシンクに流すのは危険。
以下の手順で処分するのがおすすめです。肌が弱い方は手袋を使うようにしましょう。
- 古布など吸水性のあるものに消毒用アルコールを染み込ませる
- 屋外や火の気のない室内で換気しながら完全に乾かす
- 袋に入れ、燃えるゴミとして捨てる
なお、処分方法は市区町村のルールを優先してください。
いざという時に困らない「予備のボタン」はこう保管する
新しい服に付いてくる“予備のボタン”。とっておいたのに、どの服のものかわからなくなった経験、ありませんか?
おすすめの保管方法は、洋服の内側(品質表示タグ付近)に縫い付けておくこと。面倒だと感じますが、収納スペースも不要で、外出先でボタンが取れてもすぐに対応可能。服を処分する時は一緒に手放せるので、ボタンだけが残ることもなくメリットは多いんです。
開かない! 「瓶のフタ」がスルッと開く裏ワザ
ジャムの瓶が固くて開かない……。そんな時は道具なしでできるこの方法を試してみてください。
それは「瓶を逆さまにして、フタを少し回すだけ」。これだけで、フタがスッと緩むことがあります。
中身がこぼれやすい場合は、シンクの上で試すと安心。叩いたりお湯に浸けたりしなくてもOKな、簡単で手軽な方法です。
「固結び」が一瞬でほどける!
ゴミ袋や紐をうっかり固く結びすぎて、ほどけなくなったことはありませんか? そんな時はこの方法でスルッと解決。
- 固結びした袋の“取っ手”や紐の片方を、細く硬くなるまで4〜5回ねじる
- ねじった部分を結び目に押し込む
こうすると結び目がゆるみ、簡単にほどけます。ポイントは「できるだけ細く・硬くねじる」こと。結び目にスッと入り込みやすくなります。
「テープの切り口が分からない」ストレスを解消!
透明テープを使おうとして、「切り口どこ!?」とイライラしたこと、ありますよね。このストレスを解消するには、事前に結束バンドを巻き付けておくのがポイントです。
- 結束バンドを2本つなげ、テープに巻き付ける(きつくなりすぎないよう注意)
- 余った部分をカット
- テープの切り口を結束バンドの輪に貼り付けておく
使うたびに切り口を結束バンドに貼っておけば、次から探す必要なし! サイズ調整も簡単で、ビニールテープなどにも使えます。
1本より2本つなげて、テープとの間に隙間を作るのがコツ。結束バンドを動かせるようにしておけば、テープを引き出すときに邪魔になりません。
すぐに試せる簡単アイデアを5つご紹介しました。暮らしの中の「ちょっと困った」を解決できると、毎日がぐっと快適になります。ぜひ今日から取り入れて、ストレスの少ない暮らしを楽しんでくださいね。






