老師オグチの家電カンフー

「メガネで翻訳」は実用的!? Ray‐Ban Metaのライブ翻訳がついに日本語対応した
2026年7月8日 08:04
スマートグラスの「Ray-Ban Meta」と「Oakley Meta」が、ついに日本語へのライブ翻訳に対応しました。待望のというか、ようやくというか。
視力の弱い私は「Ray-Ban Meta」に度付きレンズを入れ、そこから2週間ほど普段使いしてきたのですが、ちょうどよいタイミングなので、その性能を評価してみました。
スマートグラスは、日常使いできてなんぼ。なので、視力に問題ある人は度付きレンズに対応しているかを購入前に確認してください。購入後のレンズ変更に対応してくれる眼鏡店は限られているからです。
今回、「Ray-Ban Meta Blayzer Optics」のレンズ変更をお願いしたのは、直営店の「Ray-Ban Store」。Ray-Banといえば、サングラスのイメージが強いですが、視力調整はもちろん、カラーレンズ、薄型レンズなどレンズの種類が豊富で、検眼の体制もしっかりしていると感じました。
さて、ライブ翻訳の機能についてです。
周囲に外国語を話す人がいないので、いつものようにYouTube動画を翻訳してみます。ほかの翻訳ガジェットでもよく使っているのが、トランプ大統領の演説動画です。語彙や文法がシンプルでわかりやすいと言われていますが、ニュースキャスターほど洗練されてはいないトラちゃんの演説。つまり、一般人に近い英語だと思われるからです。公人なので著作権の問題がなさそうですし。
パソコンから流れる音量が小さいと反応が悪いものの、一定の大きさで流せばさほど遅延なく同時通訳してくれます。内容的にもほぼ問題ありません。グレートアメリカ、グレートAI翻訳!
CNNなどのニュース番組でも使ってみます。むちゃくちゃ早口なキャスターだったりすると、翻訳が追いつかなかったり、途中をすっとばすケースもありますが、映像の場合は、写っている映像や文字の情報とあわせることで、内容をなんとなく理解できます。
台湾のテレビニュース(中国語)でも試してみましたが、こちらも映像と文字(漢字なので意味がある程度理解できることがある)を同時に認識できるため、かなり理解できます。
先日の台湾出張のときにあれば、ホテルでぼーっとテレビを見ている時間もかなり楽しめたのに。
スマホの翻訳アプリのように視線を行き来することなく使えるのがメリットですが、元の音声は聞き取りづらくなります。外国語のヒアリングがある程度できる人にとっては、ARスクリーンに翻訳テキストを表示するスマートグラスのほうが都合が良いかもしれません。
視覚を取れば聴覚はふさがりますし、聴覚を取れば視界が妨げられる。そして、屋外など周囲が明るい場所ではAIスクリーンは見えづらくなりますし、周囲がうるさい環境では、スピーカーの音声が聞き取りづらくなる。このあたりは一長一短で仕方がありません。
音声翻訳は、元の音声や周囲の状況にかなり左右されると実感したのは、新幹線の車内放送です。「次は、名古屋〜」など日本語の後に英語で流されるあれですが、翻訳がかなりむちゃくちゃで笑えました。マイクの性能上、目の前にいるリアルな人物からの音声でこそ能力が発揮できるようです。通常の会話なら、翻訳が不正確でも聞き直せるので、かなり実用的じゃないでしょうか。
以上、日本語対応したRay-Ban Metaライブ翻訳のレビューでした。ほかにも、AI機能やカメラの使用感(盗撮していると警戒されないか)など、お話したいことはありますが、それはまたの機会に。








