老師オグチの家電カンフー

コンパクトなホットプレートがあれば、あの朝マックメニューも簡単に作れる
2025年9月3日 08:05
「初めて一人暮らしするんですが、どんな家電を揃えればいいですかね?」的な相談を受けたとき、提案しているのがコンパクトなホットプレートです。焼くというシンプルな調理は、自炊しなさそうな男子でもハードルは低いし、ホットプレートなら難しい操作を覚える必要もありません。友達が遊びに来たときも、卓上で楽しみながら調理できるじゃないですか。そのまんまの意味での鉄板家電だと思うんですよ。
最近は、ホットプレートのコンパクト化がトレンドになっており、かなり選びやすくなっています。一方、我が家は4人家族なのですが、2人の子供が成人したこともあって、家族全員で食卓を囲む機会が減ってきました。大きなホットプレートは、複数のプレートがセットになっていることもあり、出すのもしまうのも労力が必要です。なので、ホットプレートもダウンサイジングを図ることにしました。
いくつかあった候補の中から選んだのは、ラッセルホブスの「ベーシックホットプレート」。プレートと熱源が一体型で、本体をそのまま水洗いでき、立てかけて省スペースに収納が可能だと、まわりの家電識者も高く評価していたからです。
プレート部のサイズを実測したところ、幅が約35cm、奥行きが約25cmでした。A4サイズ(210×297mm)よりそれぞれ4~5cm大きく、B4サイズ(257×364mm)に近い広さです。いわゆる「おひとりさま用」として売られているホットプレートよりは余裕があります。
まずは、普通に焼肉を焼いてみます。プレートが直接加熱されるので、待ち時間がほとんどありません。カタログ値的には、スイッチを入れてから約2分で約200℃以上に達するとのこと。
そして、肉を焼いたときに発生する余分な油を落とす穴とトレイが備わっているのも便利な点です。これまでキッチンペーパーを使って拭き取っていましたが、あれをもうやらなくて済みます。ひとつ細かいデメリットがあるとするなら、チャーハン(お米)や挽肉といった細かい材料が落ちてしまうことです。野菜などで穴を塞いでおけばいいんでしょうか(笑)。
さて、これだけコンパクトなホットプレートであれば、時間の限られている朝食や昼食の調理にも使いやすいはずです。そこで、朝マックのメニューである「ソーセージエッグマフィン」を作ってみました(ベーコンも加えたので厳密にはマクドナルドに存在しないメニューですが)。
ソーセージパティは、4枚分まとめて焼きましたが、それ以外のイングリッシュマフィンとベーコン、卵は1人分を一気に焼けました。トースターとフライパンなど、複数の調理器具を使わなくて済むのもラクです。ついでに別の料理を作ることもできるでしょうし、何ならホットケーキを焼けば、さらに朝マックに近づけることができます。








