老師オグチの家電カンフー
ホットプレートとかいう鉄板家電
2018年1月10日 07:00
お笑いの世界で「鉄板」といえば、絶対に笑いをとれるネタやギャグのこと。鉄板は硬いので、確実という意味で使われるのですね。そして、家族持ちのオッサンにとっての鉄板家電はホットプレートではないかと思う今日この頃です。
ホットプレートの素晴らしさは自由度の高さ。フラットな鉄板は汎用性が高く、たいていはたこ焼きプレートもセットになっています。さらに昨年購入した象印のホットプレートは、半分ずつプレートが変えられるタイプで、焼肉と焼きそばというように2種類の料理が同時に作れます。PCに例えるとウィンドウズのような、マルチタスクによる調理の効率化が図られるのです。
食卓に置いて調理できるという点では鍋に似ていて、調理中もコミュニケーションが楽しめます。主婦の憧れオープンキッチンも、会話しながら料理できることが魅力です。ならば、いっそダイニングテーブルにホットプレートを埋め込むのはどうですかね。お好み焼き屋さんに行くと、このぐらい広い鉄板が家にあるといいなぁと思いますもん。広ければ端の方を保温として使えますし。鉄板ホームパーティとか絶対楽しいはず。
ただし、ホットプレートはダイエット中の人には敵かもです。鍋料理では、最後に麺やごはんを入れて締めますが、ホットプレートでは際限なく別の料理を作り続けられるからです。鉄板の空いている所を見ると、何か焼きたくなるんですね。冷蔵庫の余り物はもちろん、ごはんがあればチャーハン、ジャガイモがあればポテトチップスを作りたくなる。
そう、ポテトチップスも作れるんですよ。プレートの表面がフッ素加工されているので、少ない油でも焦げ付きません。お好み焼きなんかも滑りがいいです。汚れも滑りやすいわけでプレートを洗うのも楽です。お笑い的には滑るのは良くないことで、鉄板とは言えなくなるわけですが……。
滑るといえば、先日ホットプレートでポテトチップスを作ろうとスライサーを使っているとき、手を滑らせて親指の表面をスライスしてしまいました。イターーイ! 板だけに。ハイ、滑った。今年もよろしくお願い申し上げます。