藤原千秋の使ってわかった! 便利家事アイテム

チョコやイチゴの香りの入浴剤!? 組み合わせも楽しいアース製薬の温包 Kids

家事アイテムオタクなライター藤原千秋が、暮らしの不具合等々への現実的対処法とともに、忌憚ないアイテム使用感をご紹介していく連載記事です
アース製薬「温包 ONPO Kids」

三人いる娘たちもだいぶ大きくなってしまったが、末の小学生は今でもちょくちょく一緒にお風呂に入ろうと筆者を誘ってくれるので、誘われたときには乗るようにしている。

この末っ子が我が家では一番早寝であり、ほぼ初湯なので二人で入るときには相談して入浴剤を選んでいる。よくあるタブレット状の入浴剤は子供たちが小さい頃からいい入浴中のおもちゃだったが、どういうわけかメーカーや商品によって、出てくる泡にむせるときとむせないときがあった。

「今日はむせなかったね!」なんて確認しあい話すのも楽しいもので、最後は手でぐじゃぐじゃに崩して湯の中で消えていく様子も面白い。期間限定の親子のささやかな遊びなのである。

だからしみじみ、「なんで今までこういう商品がなかったのだろう?」と思ってしまうものがある。それは、「ゆず」や「ひのき」の香りではない……、イチゴ! バニラ! バナナ! チョコ! それからソーダ! ミルク! リンゴ! オレンジ! ……というポップな香りの入浴剤だ?!

アース製薬「温泡 ONPO Kids」。タブレット状のふつうの入浴剤に見えて、「組み合わせ」ることができるのだ。そのラインナップを初めて目にしたとき「遅いよ!」と正直思ってしまった。こんなものが、うちの子供たちがもっと小さいころからあればよかったのに!!!

だって大人だってものすごく楽しいのだ。「バナナ」と「バニラ」を組み合わせてみたり、「バニラ」と「チョコ」を、「チョコ」と「イチゴ」を混ぜてみたりするのって!

「スイーツ編」「ジュース編」でそれぞれ4種類の香り
2種類の香りを組み合わせて楽しめる

そんなわけで、昨日も子供と一緒に「チョコ&イチゴ」湯に浸かり、わあわあ言いながらタブレットを溶かしつつ香りを楽しんでいたところ、不意にふわっとある光景が浮かんできた。

何十年も前の池袋駅。「すなっくらんど」という何とも言えない、いなたい雰囲気のフードコート。

母と一緒のときには「ダメよ」と素通りだったけど、昨夏亡くなった父と一緒のときには、いつもこっそり食べさせてくれた、「イチゴ」と「チョコ」のミックスソフトクリーム……。

……あの匂いだ。

まさか、何十年後の風呂の中で喚起されるとは。昭和生まれの身には懐かしさしかない種類の、「チョコ&イチゴ」の香り……。

一人しんみりしている私をよそに、タブレットが溶けきるまでなんとか湯に浸かっていた娘は温まって風呂から上がっていく。

タブレットの溶解に結構時間がかかる仕組みなのは、子供のカラスの行水を阻止する思惑によるものなのかも?

そんな実用性もありつつ、大人のノスタルジアをくすぐる、この「温泡 ONPO Kids」のラインナップ。精妙な組み合わせを、これからも試していきたい。

「スイーツ編」の成分
「ジュース編」の成分
藤原 千秋

主に住宅、家事、育児など住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして21年目。リアルな暮らしに根ざした、地に足のついたスタンスで活動。現在は商品開発アドバイザリー等にも携わる。大手住宅メーカー営業職出身、大1、中3、小5の三女の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)、『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー‼』(オレンジページ)など著監修書、マスコミ出演多数。