藤原千秋の使ってわかった! 便利家事アイテム

冷え性にとってはつらい冬……もう「めぐりズム 蒸気の温熱シート」なしでは乗り切れない

家事アイテムオタクなライター藤原千秋が、暮らしの不具合等々への現実的対処法とともに、忌憚ないアイテム使用感をご紹介していく連載記事です

 唐突ですが、みなさん、お腹は強いですか? 寒さには強いですか?

 私は、弱いです。しかも人一倍寒がりの冷え性。

 実は真夏でもサンダル、ビーサンなどで出かけることができず、エアコンが効いているお店に入ったら最後、足が氷のように冷たくなり腹痛地獄に堕ちる……。

 ゆえに季節を問わず靴下は絶対着用、下手すると夏でもブーツ履きなんて体たらく。当然冬においてをや。冷え対策には余念がない、また余念なくあるが為、ここ数年あまりにもこの商品に依存し過ぎていて、今まで紹介することすらすっかり失念していた。

 そう、この「めぐりズム 蒸気の温熱シート」について……以下おかしなテンションで推しまくるので、どうかついてきてほしい。主に私の愛用方法をお知らせしたい。

めぐりズム 蒸気の温熱シート
メーカー名花王
製品名めぐりズム 蒸気の温熱シート
実売価格1,093円(税込)

 まず、へその下に貼る方法だ……。直貼り。方法はパッケージを開けてシールのはがし紙を取り、肌にぺたりと貼る。それだけ。

 すると「蒸気の温熱」40℃が触れ続け、5〜8時間も持続する。そのため、お腹が痛くなりにくくなる……。

 暖かくはあるが、40℃より熱くはならない構造なので、実は真夏にも貼ってしまうことがある。筆者は観劇が趣味なのだが、エアコンの効いた劇場に長時間いる際など、けっこう良い席(1階席)ほど冷えるのでつらいのだ。でもこれを貼っておけばトイレが近づかずに済む!

 小さくても従来の携帯カイロなどでは、夏「熱すぎる!」と感じてしまい使えないのだが、これであればそこまで熱くならないので大丈夫。

 次に、肩甲骨の間に貼る方法も勧めたい。これも直にぺたりと貼る。なんとなく、ヒュッと首筋から寒さが入ってきそうな日、ちょうど風邪を引きかけている時などに、いいのだ。

 四十肩のきらいがある筆者には、いささか至難の技だったりするのだが、なんとかかんとか頑張って肩甲骨あたりに貼り付け、そのまま出かける(!)。

 まるで、一日中誰かの手のひらを背中に当ててもらっているかのような安心感。肩こりが軽減する感もある。

 それから真冬、屋外仕事などで長時間立っていなければいけない時、この温熱シートを半分に切ったものを両足首のくるぶしあたりに貼って、靴下を上から履き過ごしてみよう。

 長時間ごくほのかな暖かさが足首にあって、非常に快適であるはずだ。

 もちろん筆者の場合は同時に、他社の「足裏に貼るカイロ」なども併用したりするのだけれど、なかなか足首までをもピンポイントで温められる道具というのは他にないのだ。最初、やってみたときにはうっかり己のアイディアに感動してしまった……。

 もしかすると、この商品の愛用者諸氏には、もっといろいろなアイディアがあるのかも知れない! ぜひ知りたい。教えて下さい。そしてともに暖かく過ごしましょう。あ、また買い足しに行かなくては……。

 【募集】「めぐりズム 蒸気の温熱シート」のおすすめの使用方法があれば、編集部までメールでご連絡ください。
 ◎電子メール宛先:kaden-watch@impress.co.jp

藤原 千秋

主に住宅、家事、育児など住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして17年目。リアルな暮らしに根ざした、地に足のついたスタンスで活動。現在は家事サービス、商品開発アドバイザリー等にも携わる。大手住宅メーカー営業職出身、中3、小5、小1の三女の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)、『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー‼』(オレンジページ)など著監修書、マスコミ出演多数。