e-bike日々徒然

ロードバイクをクルマのルーフへ吸盤で簡単に固定できるサイクルラック。サーフボードやSUPも

たまに見かける「クルマのルーフに積まれたロードバイク」。自転車をトランポして、どこかに走りに行くんでしょう。セダンなど荷室が狭めなクルマだと、ルーフの上などに自転車を積んでいますが、アレってどうやってるんだろう? と興味を持ちました。

そして調べて見つけたのが手軽で便利そうなキャリア。冒頭写真の「Seasucker」のラックシリーズです。自転車用をはじめ、スキーやスノーボード用、汎用のクロスバーなどまでラインナップされているようです。

Seasuckerキャリアシリーズ。これはサイクルラックです。非常にシンプルな構造のラックなので、こういった背の低いスポーツカーなどに装着しても違和感がありません
スポーツカーに装着していたのは、サイクルラックの「Talon(タロン)」。自転車1台用ラックで、積載重量は20kgまで。2つの吸盤式パーツで構成されていて、ラックの重量は2.7kgです。価格は46,200円
同様の吸盤式パーツを使った別製品で、サーフボードやSUP(スタンドアップパドル)などを積めるラックもあります
こちらは「クラシックスキーラック」。これもまた吸盤でクルマのルーフなどに固定できます
これは「パラヴィチーニ スキーラック ハの字固定タイプ」。多種多様な用途向けにいろいろな「Seasucker」のラックシリーズが発売されています

解説動画を見てみましたが、吸盤式で容易に固定できるようです。また6インチの吸盤ひとつにつき、約95kgの引っ張り強度があるとのこと。前出のサイクルラック「Talon(タロン)」の場合、合計4つの6インチ吸盤で固定するので、合計で約380kgの引っ張り強度があることに。すごい吸着力かも。

でもそこまで吸着力が強いと、取り付けにも一苦労? と思ったら、非常に簡単に取り付けられるようです。詳しくは公式Webサイトの解説ビデオで知ることができます。

ものすごーく簡単に取り付けられるようです。吸盤の吸着力を増す「ポンピング」も親指でスコスコと行なっていて、なにやら軽そうですね。

そしてなによりも、2つのパーツだけでロードバイクをクルマのルーフに固定できちゃうのがお手軽でイイ感じ。外した前輪は車内に入れて運ぶことになりますが、別売オプションの「フライトデッキ フロントホイールホルダー」を使えば、フロントホイールもクルマのルーフに固定することができるようです。

ほか、各カテゴリーのSeasuckerシリーズごとに、さまざまなオプションパーツが用意されていて、なんかもうSeasuckerを使えばクルマのルーフなどに積めないモノはないような……という気分になってきます。

Seasuckerシリーズは、もともと船舶用の吸盤式キャリアとして開発されてきたそうで、それにより非常に優れた耐候性および耐久性があるそうです。手軽に使えて長持ちもしそう。筆者も必要になったらまずSeasuckerシリーズから選びたいと思いますが、興味のある方、今すぐ必要な方は、ぜひSeasuckerシリーズWebサイトをチェックしてみてください。

なお、Seasuckerシリーズに対する「よくある質問」がとても参考になります。「こういうケースは大丈夫?」といったことへの回答が示されていますので、興味のある方はこちらもご一読を。

スタパ齋藤