ビジネスべんり帖
毎日をポジティブに過ごしたい人にオススメ! 賢人たちの格言付きスケジュール帳【手帳ウィーク】
2017年11月7日 07:30
今年も残すところあと2カ月。来年の手帳はご用意されただろうか。今週の家電Watchでは、「手帳ウィーク」と題して、編集部員が選んだ2018年用の手帳をご紹介しよう。
1日目:コクヨ「キャンパスダイアリー」
2日目:ディスカヴァー・トゥエンティワン「うまくいってる人の手帳」
3日目:ban.do「A5変形ウィークリー手帳」
4日目:レイメイ藤井「ショートサイズダイアリー」
5日目:マークス「ノートブックカレンダー マグネット」
著名人の金言を振り返れる手帳
スケジュール管理には、Webサービスやスマホアプリを使っている。そんな筆者にスケジュール帳は不要なのだが、日々何を終えたか、どんな仕事をしたのかを記しておくものが欲しいと思った。本来の意味のダイアリーとか、日記のようなものだ。
書店で目に止まったが、「うまくいっている人の手帳」というもの。帯には計100万部を突破したベストセラー書籍『うまくいっている人の考え方』が実践できる手帳だと書いてある。これだけ支持されているからには、何か良い点があるはず、ということで来年は同書を使ってみることにした。
メーカー名 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
---|---|
製品名 | うまくいっている人の手帳 |
実売価格 | 1,500円(税抜) |
同書を手にすれば、筆者が成功するために、何が欠けているかが一目瞭然となる。圧倒的に欠如しているのが、素直さと計画性だ。この2つを克服できるような気がする仕組みが、同書にはあるのだ。
まずは、週間カレンダーや巻末には、いわゆる賢人たちが言ったり書いたりした金言や格言が記されている。例えば……
「真の喜びのひとつは、労働のあとの休息である」(イマヌエル・カント)
「ごまかして成功するより、堂々と失敗するほうがいい」(ソフォクレス)
「障子をあけてみよ、外は広いぞ」(豊田佐吉)
……などなど。正直、読んでいるとフッと馬鹿にしたくなってしまうほど、素直じゃないのが筆者。毎日、こうした言葉を読み、真の意味を考え続ければ、1年後には少し素直な気持ちになれるかもしれない。
「今日うまくいったこと」を記録して前向きになれる
一方の計画性について。先述の通り、単なるアポイントや原稿の締め切りなどの約束事は、Webサービスやカレンダーアプリを使っている。手帳では、主に何を“したか”を振り返りたいと思っている。
同書には、月間と週間のスケジュールがついている。特に週間カレンダーには、時系列で何をしたかを記しやすそうだ。さらに、毎日3項目の「今日うまくいったこと」を書いておく欄が用意されている。毎日を振り返り、うまくいったことを書き続けることで、自分がどれだけ頑張ったのか、励みになるだろう。
もちろん、予定していた仕事がどれだけ進捗したか、もしくは遅れていたかを記録していけば、筆者の計画性も改善されていくかもしれない。
あわよくば、「この欄に書くために頑張る!」なんて、小さくてもモチベーションの1つになったらいいな、とも思う。
オーソドックスな月間と週間スケジュールの2段構成
手帳の大きさはB6サイズ(四六変形判)。スケジュール記入欄については、一般的な手帳と同様。月間と週間とのページに別れている。まだ使い始めていないが、11月から用意されているので、今買ってすぐに使い始められる。
表紙と裏表紙は、やわらかい紙製。ビニールのカバーが付いているので、綺麗に使いたいのならカバーをそのままに。持った時の紙の感触や、エイジングを楽しみたいのなら、カバーを外して使えばいいだろう。
「うまくいっている人の手帳 2018」という、やや人に見られたら恥ずかしいなと感じてしまいそうなタイトルは、帯を外せばなくなる。
来年から一念発起して、毎日モチベーションを上げつつ仕事に励みたいという人に、特にオススメしたいスケジュール帳だ。