三歳の息子と3泊4日の極寒・父子二人旅

　まいど、どうも! くしいです。

　年長の娘が、夕方に慌ただしく家事をしているママを見ながら「お母さんて大変だね」と突然言い出して笑ってしまった。色々なことがわかりはじめた娘もあと数カ月で小学生になると思うと感慨深いものがありますね。

　さて、年末はちょっと早めに休みをもらって息子と二人で北海道へ3泊4日の帰省をしてみました。というのも、このコラムでも何度かふれていますが娘は飛行機の気圧で耳がおかしくなることを極端に嫌っていて北海道への帰省が出来ない状況。北海道新幹線を使ったり、フェリーを使ったりする選択肢もあるっちゃあるけど片道の移動だけで丸1日以上かかってしまうので現実的ではない。

　「そういえば、息子と二人で帰省したらいいんじゃない!?」と突然思いついたので、3歳と4カ月の息子に「パパと二人で北海道いってみる?」と聞いてみたところ「行く!」と元気全開の返事。普段はママにべったりなので不安はあるものの、たまには男二人っきりもいいかなと思い切ってみた次第。結果的には、夜に多少グズったものの大変たのしい旅になりました!

　行くことが決まってからは乗り物大好きな息子なので「早く飛行機のりたいな!」と連日大盛りあがり。出発日の朝も「きょう飛行機だ! やったー!」と大興奮。

相棒のダッフィーをマイ新幹線バッグに入れていざ出発!

　飛行機は3歳以上は席が必要になるのでチケットを確保。とはいえまだまだ小さいので、搭乗時は優先搭乗させてもらえるので真っ先に乗って待機するスタイル。もう昼寝をせず、夜きっちり寝るスタイルで生活しているけど「今日くらいは寝てもいいかな」という気持ちで搭乗。

あれだけ乗りたかった飛行機、乗った瞬間に爆睡!

　なんと、楽しみにしていた飛行機は離陸の瞬間を見ることなく寝てしまい、がっつり2時間ほどたっぷり昼寝。着陸の寸前に起こして、気がつけば北海道に着いたのでした。北海道はあまり雪がなく、寒さもそこそこ。東京で本気の防寒具を買うつもりはまったくなく、どうせ移動は車なので暖かいし買うなら北海道で買う作戦なのでわりと薄着なまま到着。

ついた! 東京都の温度差は15度くらい

　旭川空港から2時間ほど車で移動し、地元の西松屋で長靴や小物を含めた本格的な冬服一式を購入。ガチ装備になると、いっきに道産子っぽさが出るのは不思議なもんですね。

画像ではわかりませんが、がっつり鼻水が出ていて道産子レベルが高い

観光客っぽく新品のソリを使って遊びたおすスタイル

お墓参りも出来てパパは満足、それにしても超寒い

　いつもは姉と一緒なので何かと我慢することも多いけれど、小さい子供1人だけなので親族一同にめちゃくちゃにチヤホヤされてご満悦な息子さん。食べたいものも、遊びたいものも、珍しく全て自分の意見が通るので最高に楽しい模様(笑)。

ハンバーグとザンギのセットという北海道っぽい定食を食す

滞在3日目くらいになるとソリを引く姿も堂々としたもの

　雪はそれほど多くもなく、しっかり寒さを体感できるくらいだったので超パウダースノー。しっかり寒いと何が起きるかというと、サラサラなので雪がくっつかないんですね。なので、雪だるまを作るのが難しくなるため雪塊から切り出して整形するスタイルへ変更。観光客なので雪だるまを作らずにいられない。オラフっぽく3等身で作ってみる。

息子、なんか変な顔なのでそのまま掲載。雪だるまに似てる。

　他にも、伯父の家に行って猫と遊んだり、雪道をたくさん歩いたりとかなり満喫したのでありました。

猫が沢山いる家に息子は興奮気味

伯父に手を引かれ雪道を歩く

　夜中に目を覚ますと(普段と比較して、あまりの寒さに起きてしまう笑)ママがいないので泣いてしまったけど、昼間は一切ママのことも姉のことも忘れて楽しく遊びまくっていたので、今回の旅行は大成功!

　「また北海道いく?」と聞いたら「うん!」と元気に即答しているので、本人にとってもいい思い出になったんじゃないでしょうか。3歳ならそろそろ記憶も残りますからね、連れていくのはちょっと大変でしたけど頑張ってよかったなあというところ。3泊できたので、これから男二人きりのお出かけに自信がつきました。