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コスパと性能にこだわる新社会人向けの男性向け美容器具
(2014/3/12 15:11)
パナソニックは、この春学校を卒業し、社会人として働き始める“新社会人”向けの男性美容器具を発表した。ヒゲを整えるシェーバー、衣類を整えるスチーマー、眉毛を整える眉シェーバー、歯をケアする電動歯ブラシなど、4製品をラインナップする。
同社によると、新社会人は、“さとり世代”ともいわれ「不景気に生まれ育ち、悟ったように堅実で高望みをしない」気質が見られるという。消費傾向は、賢く・堅実な傾向が見られる一方、納得したものにはお金をかける傾向がある。新製品はこれらの背景を基に開発された。
シェービング剤を使わなくても肌に優しい「泡シェービング」
5月1日発売の「ラムダッシュ ES-ST37」は、専用のシェービング剤を使わなくても肌に負担をかけることなくひげ剃りができるシェーバー。同社によると、全体の約4割の人が洗顔フォームや石けん、ボディソープなど自宅にあるものを使ってシェービングしているという。新モデルでは、これら自宅にある洗顔料などを使って、効率的に泡を作る「泡メイキングモード」を搭載した。
泡メイキングモードは、手のひらに適量の洗顔料と水を入れ、そこにヘッド部分を押しつけるようにして泡を作るというもの。通常運転時よりも、約36%パワーアップした運転で、約15秒間でキメの細かい泡を立てられるという。
また、本体には、ヒゲの濃さをセンシングして自動でパワーをコントロールする「ヒゲセンサーモード」も搭載。ヒゲの薄い所ではパワーを制御するので、肌に余計な負担をかけないという。
本体は充電式で、充電時間は約1時間。フル充電した状態で、1日1回約3分使った場合、14日間連続使用できる。
トリマー部には、45°鋭角刃を採用。もみあげや長く伸びたヒゲをスピーディーにカットする。とらえたヒゲを逃さない「リニアモーター駆動」も引き続き採用する。
本体サイズは64×47×150mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約145g。本体カラーはシルバー調と青の2色。
泡メイキングモードを省略した「ES-ST27」も用意される。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格(税抜)は、順に13,500円前後、11,500円前後。
吊したまま手軽に使える衣類スチーマー
4月21日発売の「衣類スチーマー NI-FS350」は、男性を主要ターゲットとした製品。シャツやスーツなどをハンガーにかけたまま使えるので、手軽に使える点が特徴。NI-FS350では、女性の衣類に比べて平面的な男性の衣類に合わせて、かけ面もフラット形状とした。1分あたり約9gのスチームを連続してあてることで、衣類についたシワやニオイを取り除くという。
本体サイズは70×150×140mm(同)で、重量は約680g。本体カラーはブラック。消費電力は600Wで、注水量は約50ml。価格はオープンプライス。店頭予想価格(税抜)は、9,500円前後。
若い世代では当たり前の眉毛のお手入れに便利なシェーバー
5月1日発売の「マユシェーバーキット ER-GM20」は、眉毛を剃る、長さを整えることが出来る眉毛専用シェーバー。同社によると、高校生から20代後半の男性の約半数が眉毛を整えており、若い世代では眉の手入れは常識だという。
ER-GM20では、2/4/6/8mmの4段階で眉毛の長さを整えられるマユコームが付属するほか、シェーバー部は、眉毛のキワまで整えられるように小幅の刃を採用する。
本体カラーはシルバー、赤、黒の3色。価格はオープンプライス。店頭予想価格(税抜)は3,000円前後。
浸透中の「ランチ歯磨き」対策に
5月1日発売の「音波振動ハブラシ ポケットドルツ EW-DS18」は、ランチの後や外出先でも手軽に使える乾電池式の電動ハブラシ。男性でも使いやすいように長めサイズとしたほか、舌表面の汚れを除去する舌ブラシも備える。
本体カラーは黒と白の2色。価格はオープンプライス。店頭予想価格(税抜)は4,000円前後。